稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか (PHP文庫)
稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか (PHP文庫) / 感想・レビュー
やすらぎ
自らの心を高め続ける必要性を痛感する。哲学…人間は考え、自らを磨くことができる存在。しかし、自然を征服し地球上の他の存在を踏みにじる。争いに明け暮れることもできる。そういう二面性がある。知恵、理性、精神作用の質を求めること。人生は心を高めるプロセス。少しずつ、叡知を自覚する人が増えている。これは人類にとって非常によい傾向である。…精進、忍耐、謙虚。善きことを思う。さすれば必ず人生も好転していく。本当に大切なことは、何度心に刻んでも忘れてしまうもの。繰り返し思い出し、毎日心がけることで全うすることができる。
2022/03/15
ハッシー
★★★★☆ 偉大な経営者はぶれない軸を持っている。それが哲学なんだと思う。その哲学に触れたくて読んだ。著者の人生観の基礎には仏教がある。いつも仏教の本を持ち歩き、暇があれば読んでいるそうだ。人間性を高め、素晴らしい人格を身につけることが人生の本当の目的なのだと説く。心に刻んだのは、個人的な志ではなく、自分を離れたところに意義を置く大義名分があるときに、勇気は奮い起こされるということ。大きな目標にチャレンジするときには、自分を鼓舞するために大義を打ち立てなければいけないということは忘れないようにしたい。
2020/11/27
オザマチ
伝説となった経営者の根っこにある考え方
2023/01/30
雨巫女。
《私‐図書館》大企業の経営者の方が、書いた本じゃなく、お坊さんの書かれた本みたいと思ったら、在家のまま得度されてたとは、知りませんでした。
2011/05/18
myao
★★★★再読。稲盛和夫さんと松下幸之助さんの本にはいつも助けられた。理不尽なことで怒られたり、バカな上司にキレそうになったり、倫理的におかしなことをやらされたり。勿論その逆もある。自己嫌悪に陥ることもある。働いているといろいろある。「きちんとした大人になろう」と襟を正してくれる人たち。また明日も頑張ろう。
2013/07/03
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