若者のすべて: ひきこもり系vsじぶん探し系
若者のすべて: ひきこもり系vsじぶん探し系 / 感想・レビュー
tjZero
精神科医の著者は、”「若者」という不断に生成し続けるイメージに触れることは、精神分析的な認識を深めてくれる”と書く(P.235)。本書は、ひきこもり系、じぶん探し系、自傷系…といったキーワードをとっかかりに、21世紀の若者像を分析している。20年前の作品だが、ここで分析された若者たちが、現在社会の中核として機能しているとすれば、世の中を見通す手引きとして依然として有効。
2021/01/12
stafy77
自分が若者?だった頃に書かれた若者についての話。実際のインタビューを元に渋谷系、原宿系…引きこもり系、自分探し系など象徴的な言葉でそれ以前の世代との違いを浮き彫りにする。自分はどこにいた(いる?)んだろう。
2013/09/26
しむ
図書館でふと手にとって読んでみた。何年も前の若者を取り上げているので多少ジェネレーションギャップはあるけれど、どこか通じるものがあり読んでいておもしろかった。自分はどっちだろう。お笑いだと、とんねるずよりダウンタウンの方が断然好きだけど。
2012/12/10
D.N
面白い分類だけど疑問点も当然ある それはどうして二分されるのかということ まあ、斎藤さんのスタイルを考えるとそれに答えるつもりはないのだろうけど
2009/10/08
ケー
図書館に置いてあったのでさらーっと読みました。出版年が少し古いのでその時代の若者論という感じで読みました。
2012/02/25
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