働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)
働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書) / 感想・レビュー
mitei
キャリア形成について学問的な視点から論じられていた。節目節目を大事にしていくことが大事なんだなと思った。
2011/02/28
タカヒロ
今年100冊目の本。大学3年、就活がもうすぐ始まるタイミングに、この本を読めてよかったと思う。焦らずのでもなく、安心させるだけでもなく、大事なことをじっくり考えさせてくれるような本だった。それでいて、最後には元気に踏み出せるような勇気ももらえた。節目の度に読みたいと思う。
2015/11/11
さっちん@顔面書評
キャリア・デザインとキャリア・ドリフト、その両方を使い分けるのが大事と説く本書。 節目だけはデザインして、その他は力を抜いてドリフトを楽しむ。 人生の正午(40歳)を迎えたタイミングで読むのに適した内容でした。 若者でも老人でもない、その両方の良さを活かせる特別な年代、ミドルエイジを実りある時期に出来るように頑張ります。
2021/02/28
Don2
入社3年目にして仕事に行き詰まり感を感じる事が増えた。私のいる業界には所謂"勤め上げる"人が殆どいない事もあり、転職も考えねばと思い手に取った。僕は生来、実用書よりも学術書が好きなのだが、特に"キャリア"というテーマでは、学術書の証拠と理論を重んじる姿勢が大いに救いになると感じた。ビジネス書の成長志向の奔流に焦りだけが募り、"結局キミが何をしたいかだよね"と梯子を外されて困り果てている僕のような人に、人生の節目で何を考え、キャリアを描く(あるいは敢えて描かない)のか、一定の"答え"を提示してくれる良書。
2021/07/04
コジターレ
キャリアの研究第1弾。名著。就職も転職もご縁によるもので、流されるままに生きてきたと思っていた。しかし、確かに自分で選択してきたし、人生の物語に一貫性があり、その上でドリフトされてきたのだと気づいた。ただ、節目のキャリアデザインは十分ではなかったと思う。本書のエクササイズにある問いに十分な答えを用意できなかったし、人生の節目というものを強く意識していなかった。ミドルエイジのタイミングで本書に出会えてよかった。おそらく今は自分の人生にとって節目なのだと思う。じっくりキャリアをデザインしていきたい。
2016/12/14
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