沖縄の歴史と旅 (PHPエル新書 2)
沖縄の歴史と旅 (PHPエル新書 2) / 感想・レビュー
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
【ココロの琴線に触れたコトバ】石敢当にしても、ヒンプンにしても、シーサーにしても、沖縄には様々な民間信仰が生きている。(略)自然には人間の力を遥かに超えるものがある。それを忘れてはいけない。それを忘れない心が沖縄にはある。「祈ること」は沖縄の人々にとっては日常なのだ。
2015/10/06
ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね
陳瞬臣が沖縄本?と思ったが、『琉球の風』を書いたのは彼だったのね。旅に向かう道すがら概説書として読み、特に首里をウロウロするにあたって大変役に立った。いい面を強調した甘い記述が多かったようにも思うが、台湾にルーツを持つ著者が、彼の地に好意的であるのはよくわかる。
2012/11/17
しんすけ
台湾を国籍とする陳舜臣が書いた沖縄のガイドブック。地図で見ても沖縄は鹿児島市より台北市に近い。今でも沖縄の人が海外に行く場合は台北空港を利用する。陳舜臣は生前、沖縄を第二の故郷と言っていた。沖縄のガイドブックを書く適任者の一人だったと云える。どちらかといえば軽く書き流された本だ。歴史も概要が書かれているだけで、廃藩置県(琉球処分)以降の記述は無い。明治から現代までの流れを期待していると肩透かしを食らった感がする。それでも読めば、沖縄が日本内地とは異なった風土と文化を育んだ地域であることは理解できる。
2015/11/07
かみい
図書館で借りて読んだけど、これは購入に値する。
2016/01/13
ryoma
http://d.hatena.ne.jp/y2007/20080702/p1
2008/07/02
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