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あかんべえ

あかんべえ

あかんべえ

作家
宮部みゆき
出版社
PHP研究所
発売日
2002-03-16
ISBN
9784569620770
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あかんべえ / 感想・レビュー

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人間万事塞翁が馬ZAWAZAWA

読友の【はこちゃん】が宮部さんの時代物が良いと言うので手に取りました。時代物+幽霊でどうかと思いました。が時代物にしては読みやすく、引き込まれました。読後感はよかったというか大満足!!宮部作品は『模倣犯』『楽園』『レベル7』どれを取ってもハズレはありません!!

2013/09/04

みかん🍊

久しぶりの宮部さんの時代物、509Pの長編だけどやっぱり読み易い、おりんの両親が新たに始めた料理屋ふね屋しかしそこにはたくさんの亡者が住み着く場所だった、熱病で三途の川まで行ったため霊を視る体質になったおりんには亡者たちの姿も声も分かる、彼らを成仏させるため過去の事件について調べたり奔走するおりんだったが人間の悋気もまた恐ろしいものであった。優しい亡者たちとのお別れは寂しかった、それにしてもふな屋はこれから持ち直せるのだろうか。

2018/12/14

こうじ

⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かったし、切ないなぁ〜^_^いいお化けだったら、見てみたい^_^;おりんちゃんはしっかり者で可愛かった(*^_^*)

2015/07/26

はる

宮部さんらしい、優しくてユーモアがあって、少し怖いお話しでした。少女を助ける幽霊たちが切なくも愛おしい。もう少しテンポ良くてもいいかなと感じる所もありましたが、寂しさと幸福感の入り混じるラストの満足感はさすが。

2014/08/22

ひろ20

七兵衛に育ててもらった孤児の太一郎は、独立して料理屋ふな屋を立ち上げるが、その建物には「お化けさん」が住み着いていた。そのお化けさん全員を視れるのが娘のおりんで、この子が本当に賢くて愛らしい。お化けさん達を成仏させてあげようとする。若侍の玄之助は、おりんの指南役になって力になってくれるカッコいいお化けさんだ。生きていれば、どうしても嫉妬したり、人を羨んだりしてしまう。生きている人間が一番怖かった。テンポもよく読書感もいい良作でした。

2019/04/29

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