いつか森で会う日まで
いつか森で会う日まで / 感想・レビュー
アキ
屋久島に向かう鹿児島空港で読んだ。「悪天候のため、引き返す可能性があります」とアナウンスがあった。本と現実が共鳴してる。「ひと月に三十五日雨が降る島」は今日も雨らしい。山下大明の屋久島の自然と、田口ランディの文筆家になる決意に至るまでの文章が、交互に構成された横長の本。「最後に自分を許すのは、自分。最後に自分を救済するのも、実は自分だ。私はそう思っている。」何度も屋久島に通ううち、たどり着いた著者の言葉。2002年発行。
2024/04/27
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
作家・田口ランディさんによるエッセイと、写真家・山下大明氏による屋久島の写真を掲載したフォトエッセイです。ハァ~・・思わずため息がもれます。田口さんによるエッセイもさることながら、山下氏による屋久島の写真も素晴らしかったです!こういうのを見るとやっぱり屋久島に行ってみたくなります。癒されたい時にまたこの本を手に取ってみたいです。★★★★
2012/02/12
おくらさん
屋久島の写真には、何故かどんな時代になっても、どんな日常であろうとも 変わらない揺るがなく過ぎていく時があるのだと感じた。 最後に自分を許すのは、自分。最後に自分を救済するのも、実は自分だ。 この本は近くに置いておきたい。
2017/05/28
アネモネ
深い緑に とても きれいな 涼しさを 感じた。 屋久島にいきたい。 屋久島で 出会いたい。
2011/06/28
いつかスナフキン
屋久杉の流れる時間と比べれば、自分の存在はちっぽけで、そんな自分の悩み事もどうでもよく思えてくる。そんなわけで、何度かお世話になっている本。
2011/12/23
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