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化土記(けとうき)

化土記(けとうき)

化土記(けとうき)

作家
北原亞以子
出版社
PHP研究所
発売日
2014-11-06
ISBN
9784569628752
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化土記(けとうき) / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

皆さん書かれているように水野忠邦時代の印旛沼開拓をめぐる群像劇。でもこれで終わっていいの?とか思いました。人間関係を広げ過ぎたのかなぁ。芯になる人の最後をちゃんと書いて欲しかった。

2023/12/30

あかんべ

今まで読んだ北原作品の中で、最も登場人物が多かったのではと思う。たくさんの人物が、印旛沼に引き寄せられていく姿は、蜘蛛の巣のようだ。作者に時間さえあれば、最後ばたばたととりあえずの終局をむかえることもなく、じっくり終われたのにと残念に思う。

2015/01/10

toshi

A.C.ジョビンの作品に「印旛沼の娘」と言うボサノバのスタンダードが有るけれど、これは印旛沼から江戸湾に繋がる水路の土木工事が舞台の話。 いろんな話が並行してして登場人物もそれぞれの話の中で繋がったりで、どの話がメインの物語かわからなくなる。 ちゃんとした説明が無いまま話が進んだり、突然登場した来た人物のセリフのやり取りで背景を説明させたりして、細かなことが良く理解できないでいるうちに物語が進んで行ってそのまま終わってしまう。 千代丸って結局何だったの??

2014/11/16

たんぽぽ

北原亞以子さんの本は好きで結構読んでいるんだけど、亡くなられた後に出される本には納得ができない…というか、2冊続けてはずれた感じ。 読みにくいなぁ…と思いながら読み進めて、読み終わっても何ひとつとして納得できなかった。 登場人物たちにそれぞれ事情や思いがあったはずなのに、なにひとつすっきりせせずに終わってしまった。

2014/11/28

信兵衛

困難な時代に、あがき、もがきながらも懸命に生き抜こうとしている人々の多様な姿を描いた群像劇。 北原亞以子さんらしい、捌きの上手さがお見事。

2014/11/29

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