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風の陣[天命篇]

風の陣[天命篇]

風の陣[天命篇]

作家
高橋克彦
出版社
PHP研究所
発売日
2004-12-16
ISBN
9784569639727
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風の陣[天命篇] / 感想・レビュー

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kawa

三は、日本古代史のなかでの有数なヒール・道鏡の躍進とそれを阻止しようとする蝦夷の嶋足や天鈴の対決を中心に展開。もうちょっと道鏡自身の胸のうちや葛藤も描いてもらいたい希望もあるのだが、頁をすすめる手が止まらない面白さ。嶋足と弟・三山との行き違いも気になりながら四巻へ。

2020/07/08

Nak34

これは、エンターテイメント。道鏡であろうが、誰であろうが、蝦夷を中心に考えて欲しかった。自噴や自怨による策略、謀略は内裏連中に任せればいい。彼等のやることじゃない。これは、残念。益女が、早々に・・・も、残念。しゃー、次や。

2012/12/13

コリディ

5点。伊治呰麻呂(これはるのあざまろ)の乱、3/5冊目。蝦夷のためと言いながら、都での陰謀の話で、史実に忠実に書きすぎているためか、くどい。心躍らない。史実でも、カットしたり、加工したら良いのに。(ワクワクが消えていく。2/5の天命編と全く同じ感想)

2022/02/16

読書国の仮住まい

シリーズ三冊目。 恵美押勝は征伐されたが淳仁天皇を廃した孝謙天皇が道鏡を寵愛。 天皇に並ぶ法王という地位を思い立ち、その座に就ける。 そして天皇となる野望を発露させる。 天皇にはその血筋を引くもの以外継ぐべきではないという、宇佐八幡宮託宣事件までが描かれる。 伴侶になる可能性があった益女を、やむを得ない事情とはいえ自らの手で介錯する決断を下す。 『炸風』『氷風』『凶風』『狂い風』『戻り風』『都風』『下風』『風評』『風と岩』『黒風』『風と雲』『冷え風』『瑞風』『猛き風』『追手風』『風蝕』『風舞い』『風立ち』

2022/01/01

ひるねこ

★★★★ 歴史の教科書や参考書なら行間に当たる部分だけど、生き生きと書かれていて面白い。 1,2巻の繰り返しに見えるけど、実際歴史が同じことを繰り返してるのがよく分かる。 出来たら嶋足がいない間の陸奥のことや、敵方視点、藤原勢視点もあるともっと楽しそう。全部主人公サイドの視点でストーリーが進むので史実とはいえ繰り返しがくどくなるのかも。 今でも十分長いから他視点入れたら倍になっちゃうか。

2012/10/25

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