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ミッドナイト・コール (PHP文庫)

ミッドナイト・コール (PHP文庫)

ミッドナイト・コール (PHP文庫)

作家
田口ランディ
出版社
PHP研究所
発売日
2003-10-02
ISBN
9784569660431
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ミッドナイト・コール (PHP文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

【birthday book】田口ランディさん4作品目です。今作はこれまでに読んだ作品とはひと味違ったソフトな雰囲気の短編集です。どこかなんとなく原田マハさんをよりキツめ?にしたような作風で、なかなかブラックユーモアがきいてます。でも、全体を通してどこか自分自身に自信を持てない女性が、不安になりながらも誰かを好きになり、素の本当の自分を探している姿が描かれていて、とても好感が持てます。完全に女性目線で、田口ランディさん特有のエロティックな世界観も適度に含まれています。やっぱりクセになる作家さんですね。

2015/10/11

まさきち

以前読み終えたのを思い返しての登録。大好きな田口ランディさん独特の世界で各話を読み終える度にちょっともの悲しい気分を味わえるのが心地よかったです。

2014/04/29

coco夏ko10角

9つのお話収録の恋愛短編集。主人公がどれも苦手なタイプでちょっと合わなかった。

2017/03/01

タナー

もう3~4年前になるのだろうか。小説家デビュー作である「コンセント」を読んだのが、田口ランディという作家との出逢いであった。その後長編の「アンテナ」、「モザイク」を立て続けに読み、スゴい感性をもった作家だなぁと思っていた。 だが、最近短編集を多く読むようになり、改めてこのお方の作家としての素晴らしい感性に心を打たれている今日この頃である。勿論、女性の視点から描かれているのだが、男の観点からみても、心を捉えられてしまうような美しく、切ない物語ばかりだ。田口ランディの魅力がギッシリ詰め込まれた1冊である。

2017/05/24

ねころじ

一気に読んでしまった。自分の感情がたくさん書いてある感じ。救いはないなー。最近、永遠に孤独なんじゃないかという恐怖を感じて、その気持ちに百万年の孤独と名付けていたら、まさしく同じタイトルの短編があった。そちと同じ石をよいと思うようなおなごが他にいると思うか!失恋が自分だけのものじゃなくて、みんな感じてるものなのだなと、広い意味で孤独を解消した。

2016/02/10

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