人生というもの (PHP文庫 な 51-1)
人生というもの (PHP文庫 な 51-1) / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
『行人』:自分が幸福でないものに、他人(ひと)を幸福にする力があるはずがありません(16頁)。『虞美人草』:真面目になった後は心持がいいものだよ(73頁)。『彼岸過迄』:僕は、空威張(からいばり)を嫌う人間であるから、低くても小さくても、自分らしい自分を話すのを名誉と信じて、なるべく隠さない(76頁)。『坑夫』:世間には、大変利口な人物でありながら、全く人間の心を解していない者が大分ある(123頁)。
2015/09/09
感想・レビューをもっと見る