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遠い国のアリス (PHP文芸文庫)

遠い国のアリス (PHP文芸文庫)

遠い国のアリス (PHP文芸文庫)

作家
今野敏
出版社
PHP研究所
発売日
2010-10-13
ISBN
9784569675480
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遠い国のアリス (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

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absinthe

今野さんがこんな作品を!少女漫画家が主人公の心温まるパラレルワールドファンタジー。今野さんといえばゴツイ体格で空手道着を着て「押忍!」と気合入れてる姿しか思い浮かばず、強敵に延髄蹴りを食らわせるような作品しか書かないのかと思ったら。少女漫画家が主人公で名前が有栖。図書館で見かけたら気になって仕方がなくなりさっそく読了。ある意味王道ジャンルだが、展開が少し遅かったような。有栖が引っ込み思案すぎ、ゆるゆる進んで境遇に気づくのが本の半分。主人公が目的に気づくのはせいぜい1/4までにしないと…。ラストは良かった。

2020/12/29

assam2005

熱にうなされた後に目覚めてみると、周りの人達に違和感を感じるアリス。自分がおかしくなったのか、それとも気のせいか。そして、徐々に見えてくる真実。パラレルワールドネタは多いのですが、どうにも先が気になり一気に読んでしまいました。「あの時この選択をしていれば」というお馴染みの設定なのにもかかわらず。この作家さんはお初なのですが読みやすかった。今、ここに存在するのはその必要があるから。その理由を見つけるために必死に生きている。デ・ジャ・ヴを感じるときはこういうことなのかと思うとちょっと楽しい。

2017/12/07

わんこのしっぽ

読友さんからの拝借本。今野さんにしては珍しいファンタジーなので興味を引かれました。パラレルワールドの説明部分はさらっと目を通しただけになってしまいましたが、恋愛物として捉えた方がスッと話に入っていける。ラストの場面にニンマリして読了。

2016/05/31

かずよ

今野敏さんの新しいジャンルでした。流石ですね。不思議なパラレルワールドに引き込まれました。西田さんとお幸せに!

2011/01/01

kaida6213

初、今野作品。SF要素があるにも関わらず小さくまとまってしまっている印象。パンチが効いてないように感じた。

2016/06/29

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