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杉浦日向子の江戸塾 笑いと遊びの巻 (PHP文庫 す 13-2)

杉浦日向子の江戸塾 笑いと遊びの巻 (PHP文庫 す 13-2)

杉浦日向子の江戸塾 笑いと遊びの巻 (PHP文庫 す 13-2)

作家
杉浦日向子
出版社
PHP研究所
発売日
2011-01-01
ISBN
9784569675596
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ジャンル

杉浦日向子の江戸塾 笑いと遊びの巻 (PHP文庫 す 13-2) / 感想・レビュー

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kinkin

杉浦日向子さんと9名の作家との対談集。冒頭は昆虫学者、奥本大三郎氏。江戸の食文化について語る。当時のお酒は上方から来たお酒を水割りにして飲んでいたことを知った。だから多くの酒豪伝説も生まれたようだ。鰻について、どんぶりものについて、瓦版や川柳、ファッション他。当時を想像しながら読んでみると面白い。長屋は四畳半一間に土間、そこに家族が住んでいて大変だったみたい。でも毎月住宅ローンに追われてあくせく働く現代人とどっちが幸せだったろう・・

2021/05/12

ぶんぶん

【図書館】「江戸塾・特別編」の文庫版。 杉浦日向子と9人の友人との対談集。 奥本大二郎、田中優子、奥田幸彦(鰻屋・阿み彦十一代目主人)、田辺聖子、泉麻人、林真理子、石川英輔、高橋克彦の錚々たるメンバーと酒や食べ物、蒲焼、川柳、お洒落、女の生活、農業、浮世絵の話で盛り上がる江戸の全てが判る対談集。 色んなアプローチがあり、そこを日向子が判りやすく解説する、江戸好きには堪らない一冊。 特に、鰻屋の十一代目の御主人との対談は関西鰻という事もあり面白かった。 「江戸塾・特別編」も借りて来てダブってしまった(笑)

2022/09/06

tokkun1002

「2008年 杉浦日向子の江戸塾 特別編」の文庫版。2011年。江戸の対談集。奥本大三郎。小泉武夫。田中優子。奥田幸彦。田辺聖子。泉麻人。林真理子。石川英輔。高橋克彦。江戸では遊廓が男性諸君の生活に密接。結婚は中流以上で女性上位。庶民は「引っつき合い」だそう。

2018/06/18

三平

各界の人々との対談を通して江戸文化を紹介してくれる一冊。  関西人の私としては田辺聖子さんと奥田幸彦さん(北浜の老舗鰻屋主人)との対談が特に面白かった。 江戸文化を知り、違いを知ることでより上方文化を知ることができた。どちらが優れどちらが劣っているということではない。地方の特色に合わせ知恵を絞って生まれたものなのだ。 「揃い踏みしてこそ文化」という日向子さんの言う通り。みんなそれぞれが面白い。日本文化ってホントはもっと多様性があるはず。

2017/07/02

saga

前作に続いて読了。サブタイトル「笑いと遊びの巻」の『笑い』はどこにいってしまったの? という感じ。日向子師匠は、いろいろな人と対談をしていたんだな~水槽の熱帯魚に譬えて、自分は水槽=江戸にどっぷりつかっていると称した著者。どんだけ江戸人ってな感じです。江戸と著者が好きなら、2作読むべし!

2011/09/29

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