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僕が大人になったら 若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記 (PHP文庫)

僕が大人になったら 若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記 (PHP文庫)

僕が大人になったら 若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記 (PHP文庫)

作家
佐渡裕
出版社
PHP研究所
発売日
2011-06-01
ISBN
9784569676586
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僕が大人になったら 若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記 (PHP文庫) / 感想・レビュー

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Willie the Wildcat

夢。自身はもちろん、音楽への愛が夢を広げる。前者は「ベルリン・フィル」であり、後者は「Must → Want」。印象深いのが、「他者に言い続けることで叶う夢!」の件。(僭越ながら)著者と同じ姿勢で、これまでに実現した私のささやかな夢の積み重ねを振り返る・・・。故のベルリンの涙に、少なからず共感。加えて、飾らない著者の人柄を映すエピソードの数々も興味深い。特に、モノマネや”注射”。(笑)好奇心、探究心、そして勇気!を忘れずに、自分も頑張ろうって感じさせてくれる。

2015/04/12

太田青磁

頭のなかでバーンスタインのキャンディードを流しながら読みました。大きな夢に向かい世界をまたにかけて感動のハーモニーを作り出す指揮者の姿が目に浮かびました。腕を降るのではなくて、音を聴くことこそが大事と話し、オーケストラやスタッフとのコミュニケーションに心を配る。豪放磊落に見えて本番前の緊張など繊細な一面も飾らずに書く姿も素敵です。アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、日本とそれぞれの文化が持つサウンドや街や人の雰囲気から食文化まで一緒に旅行している気分になりました。年末の第九すごく楽しみです。

2011/11/25

violetta(不定期出没)

音楽が楽しい!という気持ちがお日さまの光を浴びるみたいに伝わる。日本ではクラシックはワインに似てると不満を表明したあと、他の音楽とのコラボを進めていくとことか、すごいと思う。クラシックを敬遠してる人に勧めたいな。あと、自信とは自分を大きく見せることだと思っていたのくだりにはっとした。

2011/06/18

curry

情熱大陸で観た記憶があるけど、あのときがベルリンフィルで振ったときだったよね。結局夢を叶えられたんですね。おめでとうございます。音楽が好きだということが文章からにじみ出ていてこっちもうきうきな気分になりました。

2015/11/06

西澤 隆

いやあ楽しい!。まだ30代の頃の佐渡裕さんのエッセイは今テレビなどに出てきてお見かけするのとまったくかわらない。人間としての蓄積を重ねながらも基本は小学生男子とおなじ。いろんなものに興味を持ち、面白がり、周りの素敵なひとには「ブラボー!」。やりたいことを常に求め、うまくいけば「うひょー!」。「大人になったらなにになりたい」は子どもに語らせる常套句だけれど、この先こんなことができると楽しい!と常に思っていれば、いつまでたっても「僕が大人になったら」でいいのだ。そしてシエナとの共演のはじまりも書かれています。

2020/06/02

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