奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫 も 1-1-1)
奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫 も 1-1-1) / 感想・レビュー
紅
なんかもうわけわからん。奥の細道をベースに、ゾンビとかホモとか女装美少年とかをてんこ盛りにしてぐちゃぐちゃに掻き回したような作品。黒猫シリーズのうつくしい感じとは全然違って、とにかくカオス。でもこれはこれでなんだか面白い。
2014/03/11
miroku
表紙を見て、「・・・」。導入部が漫画なのを見て「・・・」。やっちまったかと思ったが、ありっちゃありか・・・。しかし、芭蕉の句とゾンビのいる風景がここまでマッチするって・・・。妙な作家みっけ♪
2012/09/10
古槍新垢
「L・O・V・E!」という名の地雷原を駆け抜ける気持ちで購入したが、予想以上にカッ飛んでいて爽快かつ笑えた。ちょっとエロさの足りない山風的なノリ。これはもう和製ゾンビロードムービーとしてハリウッドにもっていくべきである。ニンジャもでるしな! 高慢と偏見とゾンビが映画にできるならこれもできるはず。
2011/08/17
おとや
突っ込みどころ満載……なのだけれどもう芭蕉が人間火炎放射器になったあたりで突っ込むことは放棄した。何でもありの癖に物語内の因果関係はしっかり破綻していなくて、背後関係は意外なほど複雑。キャラクターは人として性格がオカシイくせに皆キャラクターとしては破綻しておらず魅力。何が言いたいかというと、めちゃくちゃなのにしっかり計算されていて面白いってこと。
2011/08/22
メロン泥棒
すばらしい。このメチャクチャさこそがゾンビ物の真骨頂。江戸時代を舞台にしたBLイラストの様なイケメン芭蕉に、女装少年に、そしてゾンビ。正直、わけわからなかった。もしかして、俳諧と徘徊をかけているのだろうか。しかし、一番の驚きは第1回アガサ・クリスティー賞を受賞作家のデビュー作がこれという事だ。
2011/08/21
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