山桃寺まえみち (PHP文芸文庫)
山桃寺まえみち (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
紫 綺
単行本にて読了。行きつけの呑み屋って、いいよな・・・共に呑みで語った仲間たちを想い出す。常連で花見に行ったり、海水浴へ行ったり、蟹食いに行ったり、想い出は尽きない。
2014/11/09
kishikan
なんてほんわかしたタイトルじゃありませんか。これだけで、芦原さんらしいって思っちゃいますよね。東京の郊外、妙法寺というお寺の境内に山桃の木が生えていることから、このお寺は「山桃寺」と呼ばれている。寺の前のひなびた道が「まえみち」。この道沿いに「福乃」というスナック的な小さなお店。本当は福乃さんのお店だけど、急に店をやめることになり後を引き継いだのが孫娘の女子大生ミラちゃん。この店のお客さん、そしてミラちゃんの家族、おばあちゃんを巡ってのお話。切ない話だけど、芦原さんらしいゆったりしたおとぼけた会話が絶妙。
2012/11/08
したっぱ店員
祖母の代わりに小さな居酒屋をきりもりすることになった女子大生ミラと、常連さんたちの日常…で想像するような、ほっこりとかお腹すくとか全然無い。それでもいいんだけど、この常連たちの造形や、ミラのポップ具合がとにかく古く感じられて辟易。好きな作家さんなのに残念ながらずっと引き気味で読んでしまった。なんかすみません。
2019/02/14
とし
読友さんの感想を読んで、芦原すなおさん初読み。身近にありそうな、起こっていそうと思わせる物語。話があっちこっちに飛んでいそうなのだが、テンポが速く面白く楽しく、全てに思いやるミラちゃんは良いね~。
2013/11/05
たるき( ´ ▽ ` )ノ
Kindle Unlimitedにて。私には合わなかった。出てくる料理のひどさには笑った!
2019/07/26
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