脳が変わる生き方 (PHP文庫)
脳が変わる生き方 (PHP文庫) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
脳科学者の茂木さんが、人間の脳の可能を分かりやすく語っていく本。1章と2章が心に響いた。1章に書かれているのは、人は変われると言うこと。その原動力になるのは脳だ。脳は偶有性を好む。どうなるか分からないことが脳を変化させる原動力になる。2章では脳は多様性を育むことが述べられる。自分と異質な人と接することで、脳が成長していく。全体として脳の働きを通して、人間の可能性を信じることができるようになる前向きな本だった。
2018/04/14
もぺっと
なんだか毎日マンネリ化してるなあと感じ、この手の本を読んでみました。一度さらっと読んだだけでは、すべて理解するのは難しいです。それでもいくつか心に残りました。脳は決まりきったことが嫌い、人生は何が起こるかわからないから、それを楽しめるといい、自分と異質の人と接することによって、自分が見えてくる・・・。それからやっぱり感動することで、自分が変わっていく。余談ですが、茂木さんといえば、朝ドラの『アンと花子』での熱演(?)思い出します。
2015/07/11
mocha
茂木先生の本、またしても深く共感。やはり何より心が大切だということを再認識。人を決めつけてはいけない。何が起こるか分からない偶有性を楽しむ。人間は人格を磨いていくことこそが幸福。感じてはいたけど、こうやって理論立てて説明されると確信が深まるし、根拠のない不安に惑わされなくなりそう!
2013/05/27
読書Beginner
自分に部下がついてから、また子育てをするなかで脳に非常に興味を持ちました。どうやったら素晴らしい人生をおくれるか、どうやったら頭が良くなるかなど脳が関係しています。そのため脳科学者である茂木さんの著書を手にとりました。学力がどうとかではなく、多人とのコミュニケーションをうまくとれることが大切。特に偶有性という言葉が残りました。人生を質入れしないで、偶有性を楽しもうと思いました。
2013/05/21
Hiroyuki Takahata
「自分の人格をある種の作品として磨く。このことさえ心がけていれば、人間は、本当に心楽しい。」が脳科学者のたどり着いた結論なら、希望がある。
2015/12/24
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