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あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)

あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)

あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)

作家
松浦弥太郎
出版社
PHP研究所
発売日
2012-11-05
ISBN
9784569679075
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あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫) / 感想・レビュー

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こきよ

満たされるということはどういうことなのか。人によって様々なんだろうけど、あたりまえというものもこれまた人それぞれのあたりまえがあるものですね。いずれにせよこんな便利な世の中ではあるが、もう少し自分の頭と身体を使って日々暮らしていけたらと思う。

2016/06/04

らじこ

丁寧で簡素な内容の素敵な本だった。松浦さんの本は本当に他人との向き合い方が丁寧で、慈しみに満ちているなと思う。温かく、じっくり少しずつ心の中に染み込んでいくような、そんな文章が心地いい。彼の気づきや価値観すべてに共感できるわけではないけれど、大義名分をもって仕事をするとか、雨の日は花を買うとか、面倒くさいと口にしないとか、そうした物事のマイルールを新しくするだけで新鮮な気持ちになれるならやってみようかなという気持ちになった。価値観を新たに色々とトライしてみたいと思う。

2015/05/17

Eee

まわりのものや心の持ちようについて書かれていました。弥太郎さんの作品を読むといつも丁寧に暮らそう、穏やかに過ごそうと思えます。今回もそうでした。好奇心と掘ることは異なるという話。好奇心がありすぎて、興味が拡散してしまい、これといったものが手元に残らない経験をしてきました。1カ所をコツコツと深く掘り続けることの大切さが解かれています。好奇心は大切だけれど、掘ることも大切。これからは掘ることにも重きを置こうと思いました。

2016/07/04

kawa

年をとってくると代わり映えにしない毎日が続きます。毎日毎日小説のごとき体験は望むべくもありませんが、いつもの散歩コースを逆さまに歩くだけで、今まで見えなかった風景に心をうわばれることがあります。あたらしいあたりまえも良いですが、あたりまえの中であたらしい発見、そんな感じで過ごすのも悪くないと思います。

2020/05/30

らじこ

再読。うーん…美味しい。けれど相変わらずルールにこだわりがある人で固く、文章も押し付けがましい。それでも、好きだ、と思ってしまうところがこの本の魅力だろう。まったりとして丁寧で、読んでいるだけでじわりじわりとわくわく感が湧いてくる。アイディアやルール、ヒントが満載な本だ。ああ、こういう取り組みやってみよう。いいな、と思うものも多いし、それを一つ一つ成し遂げられたら、何か自分の中で変わりそうな気もしてくる。読んでいて一番思ったのは、わたしにもこうした自分が楽しく暮らすための工夫がほしいな、ということだった。

2015/09/17

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