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捨てる力 (PHP文庫)

捨てる力 (PHP文庫)

捨てる力 (PHP文庫)

作家
羽生善治
出版社
PHP研究所
発売日
2013-02-05
ISBN
9784569679532
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捨てる力 (PHP文庫) / 感想・レビュー

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とも

「盤の中に潜っていく」感覚、すごい。 「美しいかどうか」無駄なものを削ぎ落とす。 「継続する力」才能。 勝負の世界で継続していくのはやはりすごい。 私も少し継続していることを続けて行こう。でも決めない事も大切か。

2021/07/07

佐島楓

人生を闘い続ける上で、長い目で物事を見ることの大切さ、時には思い切って休んでみるなど、すべての読者に適応できる言葉の数々。凄いと思うと同時に深く安心するのはなぜだろう。

2017/02/07

ばりぼー

人間の記憶には一定のキャパシティがある。覚えている必要がなくなったものはどんどん忘れていかないと新しいものが入らない。新しい戦型は実戦で試して一度負けないとマスターできない。山ほどある情報のなかから、自分に必要な情報を得るためには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」のほうが重要。手は浮かぶものではなくて、消去して残ったもの。経験を積むことのマイナス面は、判断の材料が増えることで選択肢が多くなり、判断に迷う材料も増えること。想定外のことが起こって、意外性があって予測不可能な事態にこそ、本当のおもしろさがある。

2016/05/20

カザリ

羽生さんのことは、将棋がわからない以上わからないんだけれど、母の蔵書として家にあり、読んでみたら本当に勇気がわくというか、この人好きーwとなってしまいましたよ。好きということ、続けていくこと、美しさが正しさと一致するということ、すべて私がなんとなく思っていたことで、それを明言してくれている本で、また考えさせられます。羽生さん、好きーwやってることは知らないけれど、言ってることは好き!!

2017/10/29

とびほびこび

40を過ぎて惑いまくりの日々を送る自分。一方、若くして神童ともてはやされ、数々の栄冠と名誉を手に入れた彼ではあるが、年齢を重ねる度に先入観や経験が思考の足枷となる事は共通した悩みなのか。経験という選択肢が増える中で、いかに勝ちの結果を残し、負けのダメージを残さないように将棋を指すのか。次のステップへ進む為に固執した考えをそぎ落とし、ここぞという所に力を注ぐ為には思考の取捨選択が重要な要素である事を実感。本に書かれた名言の数々は迷いの霧を振り払う風のように感じられました。

2014/12/23

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