書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫)
書店ガール 2 最強のふたり (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
れみ
前作で勤めていた書店が閉店し別の書店からスカウトされた理子たちが新しい環境でまた奮闘するお話。普段行く機会のある本屋さんもこんな感じなのかなあと想像したり、どんな仕事にもそれぞれ魅力ややりがいがあるはずだなっていうことを改めて考える。前作で舞台になったお店よりも職場環境が良いせいかすごく読んでいて楽しめる部分が多く、途中辛い部分もあったけどホロリとさせられたりドキドキするところが多くて読後感も良かった。
2013/04/09
morinokazedayori
★★★ワーキングマザーの出産と子育て、小型書店の苦悩、部下への淡い想いなど、様々な出来事に一つずつ答えを出し、成長していく二人の書店ガール。ブックフェアで「書店員が50年後まで残したいお薦めの1冊」として紹介されている本のラインナップは、興味をそそられる。軽くさらりとした読後感。
2016/10/05
再び読書
ドラマも見たので、田代がここで重要な役割で登場したので、少し面白く感じた。亜紀とのコンビは少しお預けでしょうか?旦那も転職を果たし、これからの展開が楽しみです。前作の印象が強かったので、今回は繋ぎの巻に感じる。理子のこれからの恋愛についても楽しみです。まあボチボチ読み進めていきます。
2015/10/13
射手座の天使あきちゃん
大手書店チェーンの店長にスカウトされた理子、同じ書店の文芸担当として「本屋大賞」の運営に大きな働きをする亜紀 今回は女性の出産・育児と仕事の両立、中小書店の厳しい現実、そして理子のちょっと切ないロマンスまで盛り沢山の内容です 後半のマルシェ吉祥寺のフェア「50年後に残したい本」 絵本なら絶対「ぐりとぐら」 ぼくたち野ねずみ ぐりとぐら、この世で一番好きなのはお料理すること食べること ぐりぐら、ぐりぐら! 何度も読んだ愛読書です(笑)
2013/09/28
kishikan
いつも思うのだけれど、シリーズものって1作目が面白いとその思いを引きずり2作目以降を読んでしまうんですよね。今回も、理子と亜紀の性格が異なりながらも本に対する愛情は同じ方向を向く書店員二人の話。今回は業界の話というよりは、地域の書店協働のイベントを仕掛けたり、純粋に本の持つ力や書店の意義を訴える話になっていて、本好き、本屋さん好きには嬉しい話になっています。また、この物語に恋愛話は要らないと思っていたけど、最終的にはそれが本を愛する書店員の熱意の飾りつけになっていました。2作目も、大変面白うございました。
2015/02/16
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