あなたにありがとう。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)
あなたにありがとう。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫) / 感想・レビュー
やすらぎ
平穏な生活を過ごすため、あなたにありがとうという感謝の心を忘れない。慌ただしい日常につい見失ってしまうけど、何気ない一言で相手にどれほどの傷をつけ、あなたの微笑みにどれほど癒されていることか。誰かの噂をしたり、誰かの話でその人を判断したり。その先入観で出会いを狭めている。疲れてきたら一呼吸おいて。一瞬でも立ち止まることで、本来の素直なやさしさを思い出すことができるから。みんな弱くてどこかに痛みを抱えている。傷つけ合ったって求めているものは何も残らないから。心にある武器を捨てると気持ちが少しは軽くなるから。
2021/12/30
masa@レビューお休み中
松浦さんの本も5冊目。折をみて読むというよりも、そのとき必要なエッセンスが盛りこまれている本を手にしているような気がします。今回は、人間関係のみにフォーカスしています。今までは、仕事の話の中や人生の教えのひとつに人間関係があるといった感じでした。だから、丸々一冊が人と人との関係性を説いているのが意外であり、興味を覚えたんですよね。そして、少し間隔を空けて読んだためか、以前とは僕自身の感覚も変わってきたような気がします。僕自身の人間関係の考え方を見直していく必要がありますね。
2014/06/25
橘
「あなたにありがとう。」、なかなか伝えられない言葉です。押し付けてしまったり、釘をさしてしまう日々ですが、見守る、という立ち方をしていこうと思いました。近付き過ぎず離れ過ぎず、ちょうどいい距離を探してみようと思います。一人で立つことも大切に。弥太郎さんの言葉は今回もすっと心に落ちてきました。
2018/06/15
うめ
考え方が好きだなー。何回も読み返して自分の血肉にしていきたい。ものが壊れるのも、人間関係が壊れるのも、ひとえに、愛情不足。心します。
2015/05/25
双海(ふたみ)
「見返りを求めない」にすごく共感した。”せっかく・・・してあげたのに”という風な気持ちの見返りは重たい。親切にすること自体が自分の幸せに感じられるならば、人に見返りを求めることはなくなる。見返りを求めなければ、(いい意味で相手に期待しないので)人の言動に落胆したり怒ったりすることもぐっと減る。人が自分に何をしてくれるか、ではなくて、自分が相手に何をしてあげられるか、まずそれを黙考してみようと思う。
2020/09/26
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