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すずをならすのはだれ (とっておきのどうわ)

すずをならすのはだれ (とっておきのどうわ)

すずをならすのはだれ (とっておきのどうわ)

作家
安房 直子
葉祥明
出版社
PHP研究所
発売日
2008-11-13
ISBN
9784569689180
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すずをならすのはだれ (とっておきのどうわ) / 感想・レビュー

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Rosemary*

寒い寒い白い森の中、小さなおうちの鈴を鳴らした動物たちは、春のせいのお手伝いをします。雪の下の種や草のためにはげましの歌を歌います。冬から春への希望や憧れがたくさん詰まった素敵な物語。春が待ち遠しく温かな気持ちになりました。葉祥明さんの絵もいいなぁ。

2014/02/16

NakaTaka

吹雪の中、森の動物たちは小さな家を見つけ、鈴を鳴らしてお家の中へ。でも入ったきり出て来ない。それはなぜか?そこはちょっと怖い。厳しい寒さを乗り越え春の訪れを告げるお話。安房さんのお話は情景描写が巧み。そして繰り返しのある文章のせいだろうか、お話に引き込まれまるで映画を観ているようだ。すずの正体もああナルホドと思わせる。素敵な話。

2022/11/19

こどもふみちゃん 

もうすぐ春!という季節に読み聞かせたい絵本。児童書。安房直子さんの絵本なので、きっといいだろうと借りてみました(^<^)。まあ、それなりによし。3歳の娘、最後まで聞いていた。すご~い。3歳児には少し難しいと思った。5・6・7・8歳向け

2012/01/15

土瀝青

いろんな動物が寄り道する、森の中のちいさいおうち。トランペットを吹き鳴らす強気の北風。春風。ページをめくりながら感じる風や雪の冷たさ、音、匂い、日差しの温もりが心地いい。春のむすめはどんなすずの音を聞いているだろう。

2015/06/16

火星人碧

雪の日。森の中にぽつんと立つ小さな家には、様々な動物たちが訪れる。動物たちは一様に、寒さに耐えかねていたり、お腹を空かせていたり、疲れ果てていたりした。動物たちは家の中に入ると、なぜか出てはこないのだった。そして歌うのだ。家の玄関には、鳴らしてみたくなるような鈴が下がっている。表で鈴の音がきこえた。また誰かやってきたのだろう。森は春の準備をしている。動物たちは・・・。

2020/10/14

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