いつか、キャッチボールをする日
いつか、キャッチボールをする日 / 感想・レビュー
とふめん
プロ野球選手の父と野球が下手な息子。息子の体調不良から重い持病があることが分かる。ある日、余命が短く徐々に弱っていく息子がキャッチボールをしたいと言い出す。治療のために莫大な費用が必要だった。そこに治療費負担してくれる協力者が現れるが、大きなトラブルに巻き込まれ父は追われることになる。時間も逃げ場もない中、最後にどうしても息子とキャッチボールをしてやりたい。 前半はやたらと野球の豆知識を入れてくるのであまり期待してなかったし流し読みしていたが、後半はサスペンス要素が加わりハラハラな展開で楽しめた。
2017/10/28
coco夏ko10角
鯨統一郎さんの未読本ということで。これ文庫化してないんだよなぁ。プロ野球選手の新島、息子が心臓病だとわかり…。息子の野球チームの監督ひどすぎ。トラブルが起きてからの後半はドキドキしながら読み進めた。最後よかった…。
2023/02/03
そうたそ
★★☆☆☆ 代打での起用が多くなったベテラン野球選手を主人公としたサスペンス。息子に心臓の病気が発覚し、その息子との約束を果たそうとする中、八百長騒動に巻き込まれそうになり、と序盤から中盤、そして終盤とストーリーは目まぐるしく展開する。野球選手が実名で登場したり、ウンチクが豊富だったりと野球好きにとってはニヤニヤしてしまう部分もある。ストーリーも会話文主体でテンポよく読めるが、内容としては想定の範囲内で、あまり驚きはなかった。終盤の展開も細かい部分の粗さが気になってしまった。
2024/10/10
ドラゴン
ただ、野球とキャッチボールが好なだけで図書館で手にした本。読み始めると、妙にプロ野球のシステムやデーターに入り込むんだ、野球通が好むストーリー?と思いきや、息子の病気や犯罪、逃走、逃走幇助・・・?。純粋に息子とキャッチボールをしたい親として、果たして、読者はそこまでのストーリーを望むのかなと感じた。息子を思う父母の愛情をひしひしと感じていただけに、もう少しなんとかならないものかなあ?
2015/09/29
らー
ラスト、あまりにも全員がいい人になりすぎでした。
2012/10/21
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