おとなの叱り方 (PHP新書 500)
おとなの叱り方 (PHP新書 500) / 感想・レビュー
壱萬参仟縁
本屋で人の前を平気で通る奴がいるね。書棚の前にいるのだから、書棚の本を眺めているのだよ。邪魔されているってわからんのかな? わだあっこさんに叱ってもらわなあかんねん。存在するだけで身のすくむような人。オーラを放つ人、怖い人が少なくなったという(18頁)。私は地元の役人たちには怖い人って評判だろうけどね。叱ってくれる人がいる幸せ(25頁)。これは、母他界前日にもヲヤジと仲良くやらんといかんというのが思い出される。なんとかやってはいるけどね。
2015/11/27
Tomomi Yazaki
芸能界に入らなかったら今ごろは暴力バーのママになっていたと言い放つアキ子。そんな彼女の考えは、まさに正論で読んでいて気持ちいいし、自分の思うままに語り、着飾ったりしないから、とても説得力がある。最近はうるさく叱る人が減り、無関心な人が増えてます。昔はそこにいるだけで恐かった上司もいたけど、そんな人って最近見ませんもんね。パワハラやモラハラという手枷足枷で皆、無味無臭の人間になってます。子供を甘やかし、躾を放棄する親も増殖中。これはそんな親を含め、上に立ち手本となる人に読んでいただきたい一冊です。
2020/08/07
καйυγα
読んでいる最中も思ってたけど、とても良い本だなぁ。うん、読み終わってことさら強く感じたよ。アキ子さんが「おとなの叱り方」と吠えれば、なんともまぁ仰々しいタイトルだと気後れしてしまうが、そんな恐ろしい内容ではなく、むしろ至極当たり前のことをアッコ節で並べてる。本書にも書かれてるが叱らない大人は多いよね。それは大人になった自分も心当たりがあるし、周りを見ていても時代?と妙に納得するし。叱るは我が子ぐらいにしか発揮しておらず、他人に行うのはやはりパワーが必要だ。難しいなぁ。アキ子さんの人間味も溢れていた
2015/06/25
nao1
古き良き、「昭和のこわい大人」がここにある。巻末に茨木のり子の『自分の感受性くらい』が引用されてるのが意外!自分で自分を叱ることの大切さよ、、、
2017/05/30
B.J.
●「怖い人」が消えて、「いい人」が増えた ●ルール無視は「エセ個性」 ●「見せるべき背中」のない大人たち ●叱れない親ほど虐待に走る。 ●今の子は、おつかいにも行かないらしいじゃないですか。昔だったら当たり前だったことが”はじめてのおつかい”という番組として成り立つくらいですから、時代も変わりました。・・・本文より
2020/03/19
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