丘の上の赤い屋根 (PHP文芸文庫)
丘の上の赤い屋根 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
おかむー
プロ気取りがイヤミな鏑木航と父の遺産に絡んで事情を抱えた波多野真希が、地元のコミュニティFMで働き始めることから始まるハートフルストーリー。表紙イラストはカスヤナガトとくれば読後感穏やかなほっこり展開…じゃねぇよコレまるで爽快感がねぇ(×_×;。『もっとがんばりましょう』。登場人物がごく一部を除いてひたすら身勝手で我を押し付けるばかり。主人公ふたりの『気づき』も謎解き大逆転も最後に慌てて詰め込んだ感じ。ネガティブ展開が長すぎてハートフル方向にひっくり返せてないんだな、物事が解決したスッキリ感がまるでないよ
2014/08/07
はる
なんか嫌な奴らが一杯出てきた!特に鏑木の態度は田舎を馬鹿にしてて嫌いだったし、弁護士も考え方を押し付けて来るから嫌いだし、結花もうざいし、なのに最後まで読んでも問題が全然解決されてないのでこれで最後?って首をひねっておわりました。
2016/07/17
hnzwd
主人公である航の態度が痛々しくて、読んでいて結構こちらにもダメージが。変に勘違いした上から目線とか。。ツライわ。。もう一人の主人公である真希の周りで起きる事件も、、日常の謎風味の場合、事件の動機も優しさから、、とかだったりするんですが、悪意が重い。。ラストは若干の唐突さは感じさせつつも救いはあります。
2013/10/13
たらこりっぷ
読書メーターの感想を全く読まずに書店で装丁買い。確かに詰まりきっていない印象は否めません。ストーリーの舞台のひとつはコミュニティFM局。私のふだんの生活の中には全く縁のないものです。中高時代には一生懸命エアチェックしていましたが、最近は運転中に全国放送のFM局を聞くくらいです。聞いてみたら結構楽しめるのかなぁ。
2015/04/19
ぶんぶん
【図書館】青井夏海つながりで読みました。あまりぱっとしませんでした。コミュニティFM、とある地方都市のミニ放送局が舞台のお話。新しく引っ越して来た真希と代役として繋ぎでDJを努める航の視線で見たラジオ局、番組、取材、ボランティア・スタッフの話は、なかなか楽しいものがあった。しかし、肝心の謎解きは、ぱっとしない。単なる青春小説として読んだ方が良かったのかも知れない。タイトルの「赤い屋根」もしっくり来ない…
2013/11/17
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