偶人館の殺人 (PHP文芸文庫)
偶人館の殺人 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
ジーク
何を隠そう読んだのは3回目…。あとがきの久美沙織先生も書いておられたように、岩手県は作家の宝庫ですね。からくりとか生き人形とかそういった諸々は高橋作品で初めて知り、興味を持つきっかけになったので、懐かしさ満載で読了。
2015/03/01
榛乃@低浮上
面白いっ。偶人館へ着いてからのなるほど感や疑問が解けていく感覚はハマりそうでした。作中に出てくることわざをほとんど知らなかったのでいい勉強にもなったw
2015/04/27
gakurin
大野弁吉や銭屋五兵衛、からくり人形やかくれキリシタンの歴史、矢的のマイナーな諺の紹介など、すごくおもしろい素材が次々と登場するのに、肝心の事件や謎解きが全然納得できなくて、ちょっと残念でした。
2015/08/11
かごめ
屋敷でのおどろおどろしい事件を期待していましたが、そんな展開にはならず会話やこちら側の登場人物も多くて読みやすかったです。しかし本人も言っていた通り、矢的が探偵としての働き不足なのと思うにしろ思われるにしろ探偵に恋情はいらないと思ってるので、うーん…。あと矢的が世界的デザイナーである意味も感じられず。からくりや隠し財産は興味深かったですが全体的には嵌まらず読了でした。
2016/02/25
Suzu
ミステリーの内容そのものよりも大野弁吉というすごい発明家(?)っていうか技術者っていうのかしら、そんな人が日本にいたんだということの驚きや銭屋五兵衛の隠し財産の話が興味深かった。そして全然知らない諺も勉強になりました。
2016/07/03
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