うつ病は軽症のうちに治す! (PHP文庫)
うつ病は軽症のうちに治す! (PHP文庫) / 感想・レビュー
ラウリスタ~
うつ病関連の本は非常にセンシティブなところがあると思う。この本は、元気な人が読む分には、「ほえーそうなんか」と思えるのだが、抗うつ剤の効能を説明せずにその副作用だけを書き、電気ショック療法、そして磁気刺激療法(TMS)へと説明をつないでいくので、うつだと診断された人(やその家族)が最初に手に取る本としてはオススメできないのではないか。退職や離婚などの重要な決断は、うつが治るまで先送りする、これは重要。ただタイトルからも分かるように、元気な人が元気な時期に読むべき本だと思う。その点、注意。
2018/12/16
mercury
うつは進行すること、いろいろな治療法があること、うつの時には大きな決断をしないほうが良いこと、躁鬱と鬱は違うこと、薬は二週間位しないと効いてこないこと、薬の開発には原因から進めるものと効果から進めるものがあることなど分かりやすく説明されている。何でもそうだろうが軽いうちに治療するかのが大切だ。また、人によって様々なので必ずしも体験談が有効とは言えないようだ。
2016/05/11
kawasaki
うつに関して、症状から治療、薬のことまで(副作用についても)平易に解説している本。この病がどのように捉えられてきたかをたどった医学史的な部分が興味深かった。病院に行くのが遅くて(精神科も対する抵抗感や、自分が「精神病」である可能性を認めることの恐れがあった)慢性化してしまった私としては、このような本に心身に多少の違和感を感じはじめた時点で出会えていたら良かったかもしれないと思う。「心の風邪」という表現はよく批判されるのだけれど、精神科に足を運ぶハードルを下げるという点では有効と思っている。
2018/12/07
あす
放っておくと深刻化するので、早期に受診して、専門的な治療を受けることがまずは重要だとわかった。
2017/05/23
tako888
やはり「うつは心の風邪」・・・じゃなくて、「心のガン」ですね。早期発見、早期治療が大切。命を落としかねませんからね。
2017/02/03
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