さよならは小さい声で (PHP文庫)
さよならは小さい声で (PHP文庫) / 感想・レビュー
やすらぎ
松浦弥太郎氏の本は微笑みを育てる。そう、こんな日常を理想として思い描いて生きている。…部屋で本を読んでいると寂しくなってしまうの。街に出て、爽やかな空気のなか、ささやかな喜びを感じるのが好き。…老いる恐怖は誰もが抱えているけれど、代わりに心の若さを保てばいい。素直な心、沢山の学び。情熱、夢中になれるものがあれば、夢はきっと叶うから。…歳をとっても心は磨くことができる。それは瞳に現れるから。…挨拶をすることで、その人への思いやりが生まれる。さよなら。耳元でささやかれたあの人の声を、今も忘れることはできない。
2021/09/30
橘
松浦さんの本を読むと心が平らかになって、またこれからも丁寧に生きていこうと感じさせられます。この本は、今まで以上に松浦さんがオープンに思われました。「早く、簡単に、手に入る情報に、上質なものは少ないと知らなければいけない」、心にとどめます。内にこもってインプットしているだけでなく、外に出て、人と接していきたいなと改めて思いました。
2016/03/19
REI
本屋さんでふと手に取り「はじめに」を読んで、これは手元に置いておきたくなる一冊だなとも思って買ってきました。最近、なんとなく満たされない感じが悲しかったのだけれど、この本が効いた。たとえ1つでも2つでも、この本に出てくる素敵な人たちに近づける努力を始めたい。
2017/12/19
ナヲ
とても素敵な、そして最後は心温まる本でした。勇気を出していろんな人に声をかけること、私にもできるかなー。
2016/07/18
橘
今回の松浦さんは、文中にもある通り、良いところだけではありませんでした。「これは…?」と首をかしげてしまうところも書かれていて、やっぱり松浦さんも人間なのだなと思いました。自分の弱さもありのまま表す。ありのまま素直に、というのが松浦さんなのだろうな、きっと。年を取るのも悪くない、と今回改めて思いました。避けられないなら、楽しまないと。
2018/09/06
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