キミの名前 箱庭旅団 (PHP文芸文庫)
キミの名前 箱庭旅団 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
朱川さんの「箱庭旅団」シリーズの最終巻です。ちょっと変わった物語で、連作短篇のような感じです。未来からの世界から時間旅行をしている人物が時たま出てきたりします。物語はちょっと変わった物語が多く、鞄の中に住んでいるような人物が持ち主の要望を代わりに果たしてくれたり、柴沼園の自由な時間をあ立ててくれたりするほっこりするような感じの物語など楽しめました。おもちゃ箱の様な感じがしました。
2022/08/18
K
箱庭旅団シリーズ第3弾。箱庭から飛び出した少年と白馬の不思議な旅行もこれでおしまい。第3弾が一番娯楽性が高かったかな。「跨線橋の秋」「ボブ論争」が好きです。
2016/08/25
NADIA
『箱庭旅団』シリーズの完結編。少年と白馬の時間次元旅行者(トラベラー)が巡る世界を描いた数々の短編。以前訪れた世界で出会った人に対する感情を語ったり、ルールを少々逸脱してその世界の住人に向けて助言をする姿に今まで見えなかった少年の優しさを感じられる。とりとめがなく今ひとつだなと感じていたが、この一冊で良い方へ見方が変わり嬉しい。出発から帰郷までのシリーズ3冊を続けて読んだ方が深く感動できるはずだ。いつかまた読んでみたい。
2019/08/04
ココ(coco)
☆☆☆箱庭旅団の3作目で、シリ-ズ最終巻です。【跨線橋の秋】【シュシュと空きカバンの住人】が特に良かった。気楽に読める1冊です。
2016/09/10
うさっち
ちょっと切ない「マミオ、地球を去る」、二人のやりとりが笑える「シュシュと空きカバンの住人」、いい話かと思ったらラストにゾッとした「サトミを泣かせるな」など、バラエティに富んでいてどれも面白かった。
2023/07/10
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