人は、いつ旅立ってもおかしくない (PHP文庫)
人は、いつ旅立ってもおかしくない (PHP文庫) / 感想・レビュー
たかこ
#読了 枡野俊明さんの言葉はいつも心にじわっと沁みこんでくる。「人は必ず死を迎える。」当たり前で当然のことと頭では理解しているけれど、心ではなかなか理解できない。死のありようは個人的なもので、他の人と同じものはない。だけど、近しい人をおくったことのある経験は、きっと何かの支えになるに違いないと感じている。死にゆく人の肩代わりはできないから、自分が生きているうちは、死にゆく人が生き抜くことのお手伝いができたらいいのかもしれない。と、旅立った人たちが教えてくれているのかもしれない、と思うこの頃…。
2021/10/22
sachi
虚無感に襲われそうになった時に出会えた本。偶然にも我が家の宗派と同じ曹洞宗の御住職様がお書きになった本だった。読み進めていくと心に積もった雪が解けていくよう。優しさでふんわりと包まれていく感じがした。それでいいんだよと言ってもらえた気がして、少しずつ気持ちの整理もできそう。「大切な人が残してくれた清らかな心を感じることで悲しみは癒される」
2017/03/21
ikedama99
朝に少しずつ読む本。人の死についての内容ではあるが、それに付随しての周りの在り方、心の持ち方などなど・・読むことで、いずれは迎える死への接し方などを心の持ち方を少しはイメージできただろうか。
2018/01/19
えーじ
祖母の死をきっかけに手にとってみた。「亡くなった人からは、愛用品なその有形のものだけでなく、やりたかったことや、好きだったことなど無形のものをこそ、受け継ぐことが大事なのです」という部分に納得。
2017/07/26
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