KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

京都西陣なごみ植物店 4 「豊臣秀吉に背いた桜」の謎 (PHP文芸文庫)

京都西陣なごみ植物店 4 「豊臣秀吉に背いた桜」の謎 (PHP文芸文庫)

京都西陣なごみ植物店 4 「豊臣秀吉に背いた桜」の謎 (PHP文芸文庫)

作家
仲町六絵
出版社
PHP研究所
発売日
2019-11-09
ISBN
9784569769578
amazonで購入する Kindle版を購入する

京都西陣なごみ植物店 4 「豊臣秀吉に背いた桜」の謎 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

真理そら

このシリーズはこれで完結。植物園広報課職員の神苗と植物店の姉妹のお話なので植物好きにはとても楽しいシリーズ。時々ゾワゾワするような虫の話題もあるけれど植物がテーマなのだからしかたないと腹をくくって読んだ。謎に絡む植物が和の植物なので山野草好きにはとても満足できるシリーズ、番外編とかseason2とかがあると嬉しいな。

2022/04/24

よっち

両親の状況も変わる中「和の植物の博物館」を作りたいという夢を抱く実菜。彼女の祖父ダイゴ種苗社長が資金援助の条件として謎を提示する第四弾。葡萄とリスが描かれた掛け軸に妻が涙した理由、ミノルの友達・久美の母の実家から出てきた籠の真相、雪伸が幼い頃祖父と共に見た山、豊臣秀吉が北野大茶湯を一日で中止にした理由。今回は最終巻ということでやる気を見せた花弥の縁や神苗と実菜のこと、雪伸の何とも複雑な心情がとても印象的でしたが、それぞれの想いや今後を各エピソードに絡めながら描いた素敵な結末でした。次回作も期待しています。

2019/11/12

シフォン

最終巻。実菜は、将来についていろいろ悩み、みんなからのアドバイスを受けて、「和の植物の博物館」を作りたいにいきつく。しかし、商売はそんなに甘いものではなく、ダイゴ種苗の社長であるおじいちゃんに相談。和久井家の歴史が絡むお題をだされる。最終巻らしく、今までの巻で登場したミノルくんが中学生になって、女友達をつれて登場、花道家の雪伸くんが思い出の場所の謎解きを依頼。豊臣秀吉に背いた桜、なるほど〜皆んながおさまるところに、神苗くん、実菜ちゃん、頑張って、末永くお幸せに。

2023/01/28

Walhalla

シリーズ4作目です。京都の四季を背景に、歴史と植物、そしてミステリー要素も交わって面白いですね。『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』。今作に出てきたこの諺もそうですが、シリーズを通して植物に関していろいろ知る機会にもなって嬉しいです。これで最終回なのは少し寂しい気もしますが、神苗くんと実菜ちゃんの今後の活躍は、きっと桜の樹々が見ていてくれると思います。

2024/02/16

さくさくと♪完結でした(>_<)も少し読みたかったです。

2019/12/26

感想・レビューをもっと見る