まんぷく 〈料理〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)
まんぷく 〈料理〉時代小説傑作選 (PHP文芸文庫) / 感想・レビュー
いつでも母さん
先に『はらぺこ』を読んでしまったので今頃の読書になったが、まぁどちらが先でも構わない。贅沢なアンソロジー6 編。既読の作品もあったが、忘れていたのは気持ちも新たに読んだにも関わらず思い出せない自分にちょっとショック(汗)正直言って満腹にはならなかったが、料理がテーマは食いしん坊の私には嬉しい(笑)
2022/11/06
ぶち
人気女流作家の時代小説を集めたアンソロジーのシリーズ。『ねこだまり』『もののけ』『なぞとき』に続いて4冊目です。この巻のテーマは"料理"。どの短編も実に美味しそうな描写ばかりで、涎がでそうになっちゃいます。でも、作家さんによってその切り口も趣も異なっていて、いろんな作品が読める至福に溢れています。いくつかの短編は既に読んだものでしたが、どれも優れた作品で、何回読んでも面白く楽しめました。そんな中で、今まで何故か避けていた坂井希久子さんの『居酒屋ぜんやシリーズ』の面白さを発見できたことが大収穫でした。
2021/11/25
タイ子
6人の女性作家による食にまつわる6つの短編集。どれも何かのシリーズからの作品なので読んだこともあり未読もありで面白い。以前から興味あった梶よう子さんの「御薬園同心 水上草介」の作品が良かったのでこれから読んでみたい。宮部みゆきさんはやはりいいですね。捕物帖からの一編だが、以前読んだのを忘れていて思い出させてくれた。今どきの謎解き方法を時代小説の中で絡ませてくる面白さ。絶品、満足、まんぷく!
2020/04/16
ゆみねこ
女性作家さんによる料理がテーマの時代小説アンソロジー。「餡子は甘いか」畠中恵・「鮎売り」坂井希久子・「料理茶屋の女」青木祐子・「桜餅は芝居小屋で」中島久枝・「清正の人参」梶よう子・「お勢殺し」宮部みゆき。青木さん、中島さんは初読み。宮部さんは既読、どの作品も良かったです。贅沢な1冊。
2020/03/23
あっか
新刊。女流作家による、料理がテーマの時代小説短編集。初っ端、読み続けているしゃばけシリーズのお話だったので入りやすかったです♪(既読の筈なのに忘れていた栄吉の話…笑)宮部みゆき氏と青木祐子氏のシリーズは1冊まるまる読んでみたくなった!やっぱりミステリが好きなのかな…鮎売りが面白かったです。餡子と桜餅とすいとんが食べたくなりました^^
2020/03/01
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