あなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書 1)
あなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書 1) / 感想・レビュー
ハッシー
★★★☆☆ アインシュタインが生み出した世紀の大発見である相対性理論を分かりやすく解説した入門書。著者が科学者を志すきっかけになった人だけに、アインシュタインを心から敬愛していることを感じさせる文章が並ぶ。前半は、アインシュタインの人となりや、科学の歴史を振り返り、後半で相対性理論を平易な文章で解説している。確かにこれなら理解できる。相対性理論はあまりに画期的すぎて、ノーベル賞を受賞できなかったという話が印象に残った。
2018/11/07
芽
とてもわかりやすい! 文章も優しく、ワクワクしながら読み進められた。 なによりアインシュタインの凄さがよく分かった。
2015/04/05
maimai
量子力学、統計力学、相対性理論という3つの大きな柱を一人で打ち立てたアインシュタインは大学時代はのろまな犬という渾名をつけられるほどの落ちこぼれだったみたいです。そんな彼が物理学の歴史を一変させる大発見をしてしまうのだから何が起こるかわかりませんね。いや権威やお金にまるで興味なくただ純粋に心理を探究する彼だからこういう大発見をしたのかも知れません。またアインシュタインは人間としてとても素晴らしかったといいます。そんな彼だからこそ色々な人が味方してくれて大発見に繋がったのでしょう。
2016/03/24
もっひぃ
アインシュタインの生涯や為人がなんとなく分かった。もちろん相対性理論についても言葉や概念としては理解できた(数式とかは理解する気無い)。なにが「相対」なのか、一般相対性理論と特殊相対性理論の違い、E=mc^2の意味など理解。高校の理科で唯一物理を履修できず、物理には全くの門外漢な僕でも、ある程度解るよう配慮されている(数式とかその説明とか無い)。僕が死ぬまでに「超大統一理論」を構築・完成する天才は現れるだろうか。愉しみ。
2017/02/17
ネコタ
著者・茂木氏はアインシュタインに影響されて科学者になったそうだ。相対性理論について書かれた本は何冊か見たけどこれが一番平易に書かれている気がする(といってもまだまだ理解できない)。前半はアインシュタインの経歴と共に相対性理論について。後半は相対性理論そのものについて。巻末には「奇跡の年」といわれている1905年に発表された特殊相対性理論についての最初の論文が茂木氏の解説と共に掲載されている。あとこの本を読むとマッハの本を読まなきゃいけない気がしてくる。
2016/05/05
感想・レビューをもっと見る