余韻のある生き方 (PHP新書 638)
余韻のある生き方 (PHP新書 638) / 感想・レビュー
アコ
三笠宮百合子妃殿下や笹川陽平氏の気品あふれるエピソードは美しい「余韻」そのもの。皇族方の生活に興味を持つ。この方向で進むのかと思いきや、3章め以降は草食系男子狙いの婚活や熟年離婚=離活テクニック、若い女性のブランド物信仰など、まるで違う本のよう。無理やりタイトルの「余韻」につなげているような。最後に皇族話に戻るのもなんだかなあ。読みやすい文章だけど構成に不満。先日家族史を読んだので、工藤さんご本人の話は身近に感じられたけど…うーん。
2017/05/10
ちいくま
皇族の方々の立ち居振る舞いの記述に、品の良さや心の余裕が「余韻のある生き方」に繋がっていくのね?と思いながら読み進めていくと、びっくり仰天な方向へ流れていくのよー草食男子の調教とかオヤジのセクハラとか。途中、何度も表紙のタイトルを確認。新書って、ときどき内容とタイトルの乖離が大きくて面白い。
2016/01/21
go-rie
「品良く生きる」とまでは行かなくても、自分以外の人に不快感を与えず、小さな幸せ感(余韻)みたいなものを残せるような生き方をしたいです。とりあえず、人生に余裕を持つところからはじめようと思います。
2012/02/10
鵞鳥
下品な物言いは、確かによろしくないと思います。
2011/12/10
イカ男
皇族のマナーの良さを例にあげながらお説教をぶたれてもねぇー。読み終えて、後味の良くないエッセイで、この人の作品をもっと読んでみたい気にさせない余韻を得ました。
2011/08/07
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