ショパン奇蹟の一瞬

KAZOO

高樹のぶ子さんによる、ショパンの足跡を写真とCDとともにたどる本である意味贅沢な感じがしました。マヨルカ島やパリなどジョルジュ・サンドと一緒に過ごした様々な場所を案内してくれています。高樹さんがこのような趣味があるとは思いませんでした。至福の時を過ごさせてくれました。

2022/06/20

キムチ

子供の頃、齧っただけのピアノ歴。自然とショパンに傾いて行ったけれど、モーツァルト～ベートーベンに移り、中年期はお定まりバッハ。最近あることでショパンに戻ってこの本を手に取った・・筆者はもともと、好みじゃない事もあり・・彼女の口を通すと何とも他者のショパン像とブレが有るような。結核で苦しんだ晩年のショパン・・サンドと別れた後も幾多の女性と心を通わせあいつつ懊悩の内に息を引き取った。が思った以上の力強い彼の精神構造を知り、ピアノ曲中心の作家だけではないあらた観点で見られた。曲想も別な感覚で聞くとずごーくいい。

2021/07/26

いたろう

ショパンとジョルジュ・サンドの恋愛の行方を描いた小説にして、二人の足跡を巡る旅行記。アシュケナージとアルゲリッチ演奏によるショパンのCD付という贅沢さ。CDを聴きながら読む至福のひと時に、本にCDが付いているというより、CDに長めのブックレットが付いているかのように思えてくる。

2013/10/19

takakomama

先日、ピアノ・リサイタルで、ショパンの曲をたくさん聴いたので再読。史実に基づいた、伝記よりも文学的な表現の紀行文と創作と写真。アシュケナージとアルゲリッチの演奏のCDも付いていて至れり尽くせり。

2023/02/26

Sachi

美しい写真とともにサンドとの日々を追う。ＣＤ付で面白い趣向の本でした

2017/05/22