「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと (YA心の友だちシリーズ)
「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと (YA心の友だちシリーズ) / 感想・レビュー
chiru
お正月に小2の姪にプレゼントした本のひとつ。 茂木健一郎さんが11才から愛読書にしている『赤毛のアン』の魅力や真理を解説。 その中で、女の子向けの『赤毛のアン』を愛読書だと言えず秘密にしてたエピソードがでてくる。 でも、男の子や大人が読んでも、絶対におもしろいし得るものがたくさんあるはず。 わたしが好きなアンの言葉はたくさんあるけど『一生懸命やって勝つことの次にいいことは、一生懸命やって負けること』が好き。 姪はどんな言葉が心に残ったかな。 ★4
2019/01/20
punyon
孤児で赤毛で空想少女・・決して優等生ではなく、コンプレックスと同居しているアンが、子供の頃から大好きだった。シリーズは何回もグルグル読み返し、まさに、私の青春のバイブル。そんな本を茂木さん評価してくれた。子供向けの本ではあるが、アンに対する茂木さんの愛情が嬉しい。お金で買えない幸せ、本物のプライドを持つという事。そして一番は「アンはコンプレックスの塊だけど、嫉妬しない」この一言に尽きる。人を羨む事で生まれるものなんて何もない。自分の生き方は自分で決める。あー、もう一度『赤毛のアン』を読まなくちゃ(^O^)
2019/02/21
りの
読友さんの感想から手にした本。茂木さんと赤毛のアン^^ 「アンは、コンプレックスのかたまりだけど、嫉妬しないんだ」。これに尽きる。私、赤毛のアンは、小学生時代に、冒頭の退屈さに 何度も負けた思い出があるんですよね…。だから、再読は 多分なし ですね;^_^
2019/03/24
コダマ
想像力にはツラい現実を一瞬忘れたり、気持ちをリセットする力がある。その力でアンはツラいことを乗り切ってきたり、想像の世界を楽しむことが出来た。でも想像の世界の中だけにいても現実はうまく行かない、それが赤毛のアンのストーリー。アンが困難にぶつかったとき成長して幸せをつかんだ背景にはセレンディピティ(偶然に幸運に出会う能力)があったからであり、想像力×行動力×現実を受け入れる力がセレンディピティを大きくした。脳科学者茂木健一郎が綴る赤毛のアンへの熱い思いと学び。
2021/04/27
Naoko
「赤毛のアン」の大ファンである茂木健一郎さんが、「アン」の素晴らしさを語ってくれています。忘れていた名場面や名台詞を思い起こすことができ、胸が一杯になりました。一層「アン」が好きになりました。
2014/10/18
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