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ボタンちゃん 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん)

ボタンちゃん 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん)

ボタンちゃん 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん)

作家
小川洋子
岡田千晶
出版社
PHP研究所
発売日
2015-11-12
ISBN
9784569785011
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ボタンちゃん 【4歳 5歳からの絵本】 (PHPわたしのえほん) / 感想・レビュー

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KAZOO

小川洋子さんのかわいらしい童話に岡田さんの絵がぴったりの絵本でした。ボタンと仲良しのボタンホールの話で、ボタンを留めていた糸がほぐれて冒険の旅に出ます。最後は元通りということで他愛のないお話ですが、目の付け所が変わっていていい感じでした。

2016/08/25

ちょろこ

ほっこりの一冊。アンナちゃんのブラウスの一番上に誇らしげにとまっているボタンちゃん。ある日、糸が取れてコロコロと…。そこでボタンちゃんが出会ったものとは?優しいタッチの可愛らしい絵にほっこりできるストーリー。ボタンちゃんが出会った思い出のみんなにかける言葉の優しさがめちゃくちゃ良い。こういう悲しさをガラッと裏返してくれる優しさって気持ち良いな。あの時この時、娘や自分の思い出のものを探したくなった。アルバムと一緒で思い出箱も時々開けるのも大切だね。ほっこりの中にさりげない淋しさも味わえる絵本。

2023/03/29

新地学@児童書病発動中

素晴らしい絵本。これはお勧め。ボタンを主人公にするアイディアに舌を巻く。ボタンホールまで登場するとは。なんてすばらしい絵本なんだ、と何度も思いながら読み続けた。読み終わるのが惜しい気がした。読み終わった後は、胸が温かくなる。じーんと感動する。みんなが、子供の成長を見守っているのだ。よだれかけだって、立派な人格を持っているという小川さんの世界観が、本当に好きだ。子供の時に読んでいたら、大好きな絵本になって繰り返し読んでいただろう。

2017/08/23

きさらぎ

アンナちゃんのとっておきのブラウスの一番上にとまっているボタンちゃんは、ある日、糸が切れて部屋の中を転がっていきました。その先には、もっと小さかったアンナちゃんが使っていたガラガラやよだれかけやぬいぐるみがいました。今のアンナちゃんにはいらなくなってしまったけれど、アンナちゃんを喜ばせ、受けとめ、安心して眠らせてくれた大切な物たち。人も物も大切におもう時期は変わっていくけれど、今の自分を作っているのは、過去に守ってくれた人と物のおかげなのだと思います。小さいアンナちゃんには、まだわからないだろうな。

2016/08/05

さおり

昨日、お仕事で「読書感想文の会」なるプチイベントをしました。ワークシートを使って感想文を書いてみよう!(夏休みの宿題に追われる親御さん、少しでも楽してね)っていうもので、それに参加した子が課題図書からこの本を選んでたので、読んでみた。私は、ボタンホールちゃんがツボで(だって、穴じゃん!)、参加者の小2男子は、自分ならどんな箱にしようかの妄想が膨らんでました。

2016/07/25

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