[新版]素顔の安岡正篤
[新版]素顔の安岡正篤 / 感想・レビュー
とみやん📖
文字通り、一家族として、孫の視点から見つめた、哲人安岡正篤の姿が綴られている。 厳格なのかと思いきや、威厳を感じさせるものの一度たりとも怒ったことがないとの証言に驚き。また、子や孫への教育にもさほど頓着しない点も意外。自己へ厳しい反面、家族を愛していたことや、寂しがり屋の一面も垣間見える。相撲と時代劇、神田の天野屋の甘酒と日本橋室町の砂場の蕎麦が好きというのも、身近に感じさせるエピソード。
2018/06/17
アイマール
・君子は人の美を成し、悪を成さず。小人は是に反す ・何事も寸陰を惜しむ ・人物は単なる知識ではない。胆識というものができなければならない。 ・若い時期に理想の情熱を喚起するような人物に私淑する ・人間に大事なものは情緒である ・躾け、習慣が大事
2022/07/03
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