人たらしの流儀
人たらしの流儀 / 感想・レビュー
ehirano1
再読。対人関係論を実地で学ぶには障害が多過ぎます(やらかすとえらいことになりますね・・・)。ではどうするか?「人たらしの流儀」では小説やノンフィクションを数多く読むことで疑似体験することが対人関係論を実地で学ぶことに相当するのだそうです。なるほどです。本書からはインテレクチャル(教育による知識)とインテリジェンス(生きていく知恵、生き残る知恵)を得ることができますね。良書だと思います。
2017/01/07
ehirano1
森元首相が新幹線の中で新聞を読み、気になった記事を破いて書類袋に入れる、という行為について、『破いた』という行為をやることで頭の中にインデックスを付けて記憶として定着させる。新幹線の中で破くのは、書斎の中で破いても変化がない。移動とか、変化のある時にやることで思い出すことが容易になる、という解説が圧巻でした。昨今は電子化全盛だし新聞記事はゲフンゲフンですので、更なる工夫が必要かと思いました。
2022/05/18
鱒子
図書館本。外務省の第一線で活躍された佐藤氏の個人体験を踏まえたビジネス書であり、小峯隆生氏との対談でもある本書。対人関係を構築するテクニックの大小様々なことが書いてあります。パーティテクや超速読など、わたし個人には必要ない箇所もありますが、ヘェ〜面白い!と引き込まれながら読みました。血肉となる部分も多い本です。
2018/12/31
ユーユーテイン
身の回りに溢れているインフォメーション(情報)を活用できるのがインテリジェンス(生きる知恵)、それを体系化したのがインテレクチュアル(教育)、これら3つが揃うのが人間。本書では、インテリジェンスのある人になる方法が語られている。その第一条件は「嘘をつかない」こと。これは、本当のことをペラペラ喋ってしまうことではない。核心部分は言わないが、嘘も言わない、そして相手もそうであることを心得ていることが、インテリジェンスの世界では必要なのだと思った。お金の使い方、人付き合いのヒントが書いてあり、なるほどと思う。
2014/09/16
金吾
私の感じている佐藤さんのイメージは、本を大量に読んでいる常識人というイメージです。この本においても至極まっとうだと感じました。講義5、8、9、10が面白かったです。
2023/12/22
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