地球200周!ふしぎ植物探検記 (PHPサイエンス・ワールド新書 37)
地球200周!ふしぎ植物探検記 (PHPサイエンス・ワールド新書 37) / 感想・レビュー
YVI
ジャポニカ学習帳の表紙を長年担当する写真家さんの探検記。昆虫写真家となり昆虫ばかり追いかけていたところ、植物との切っても切れない関係に気付き、以来「共生」「共進化」をテーマに旅をしているという。探検記を読んだのは初めてだったが、著者の試行錯誤を重ねに重ねた何十年もの膨大な時間と情熱の記録であり、彼にしか知り得ない体験、感覚、知見が間違いなくまだまだ沢山あり、もっともっとお話をお聞きしたいと思った。同じ場所を訪れて同じものを観察した博物学者や探検家との繋がりを感じる特別な感覚を記してくれたことが嬉しかった。
2020/12/26
ユカイ
移動を地球200週しちゃうようなくらい世界の植物研究に心血注いでる著者の本。写真も豊富なショクダイオオコンニャク、ラフレシアなどの奇妙な植物や歴史、作者の世界のめぐり具合がいい。
2020/05/26
ビリー
いやー、面白かった。ジャポニカ学習帳の表紙って気にはなっていたけど、30年間この人が一人で撮ってたって凄まじい。。。どれも知ってはいる植物だけど、自生地の状況をこれだけイキイキと伝えてくれる本はなかなかない。特にヒドノラなんて、それについて触れている書物が日本にどれだけあるのやら。共生や送粉がに対する興味が強いらしく、最近アリやハチが好きな僕のツボにもハマりました。もっと高くていいから分量増やしてほしかった。続編希望!
2012/11/12
kinkin
ラフレシアに合いたい
2012/03/17
黒胡麻
ラフレシアやオオオニバスといったメジャーな花だけでなく地中に咲くランやキノコのような寄生植物の花など聞いたこともないような植物が紹介されていて面白かった。タイトルどおり著者は膨大な海外渡航をしているわけだが、費用はどうやって調達したのか気になる。
2013/05/03
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