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「うつです」というその前に

「うつです」というその前に

「うつです」というその前に

作家
香山リカ
鳥居 志帆
出版社
PHP研究所
発売日
2011-04-28
ISBN
9784569796055
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「うつです」というその前に / 感想・レビュー

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糸遊

鬱病なので読んでみた。鬱病になって、喜ぶ人なんているの。私は今、社会的に底辺にいて、周囲から白い目で見られてる。鬱病を嫌がって、すれ違うことさえ、嫌悪されてる。まるで、1日で虫に変身したカフカ「変身」のザムザみたいなのに。私は変わらないつもりでも、周りは違う。私は異物だ。ここに書かれているような鬱病ばかりじゃないのをわかってほしい。外も歩けないし、息ができないくらい苦しいし、朝も昼も晩も涙が止まらない。でも、それでも理解ある人たちのおかげで生きていられる。そんな鬱病をみなさんにわかってほしい。我儘だけど。

2015/03/04

赤とんぼ

「うつ」とか「精神病」の敷居はずいぶん低くなったのだなあと、半ば感心して読みました。それで良いことも多い反面、大変なことも多そうです。一昔前に「疾病利得」と言っていたものが、かなり横行していると感じます。「うつ」はとても苦しい病です。新型うつも、感情が二極性に変化するのでは、かなり難しい病ではないのかと思います。精神病の治療の極意は「その人のまともな部分を刺激すること」と教えられましたが、「まとも」の感覚がぶれてきているのかもしれないと思いました。

2013/03/30

もーちゃん

ほんとにウツなの?なんて聞けないしなぁ。ほんとに辛いんだろうし・・・。新型うつとかのお話

2014/02/09

れもん

購入してから香山氏の著書と知った。やっぱなぁ…という内容。相当臨床現場でいろんな方々に振り回されているのだろうと思う。安易に「うつ病」と診断してしまう医師にも問題ありで、それを自分に都合良く使ってしまう側にも、もちろん問題あり。もう少し長期型のうつ病の苦しさにも触れて貰えればいいのだけれど。この方の著書ではそれは無いな…。

2011/10/18

りりあん

うつと言うより「自称うつ」なんじゃないかと思ってしまう新型うつ…。 うつで休んでるのに平気で海外旅行とか行けちゃう(しかもそれを隠さない)図太いメンタルの人がうつだなんて、なぁ。 (自称)うつの人に振り回されるまともな人たちには共感するけど、解決策がないままモヤっと終わってしまった。

2014/10/16

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