他人と比べずに生きるには (PHP新書)
他人と比べずに生きるには (PHP新書) / 感想・レビュー
ペダたま
人と比べずに生きる事は、簡単なようで難しい、と私は感じていたけど、この本を読んでからはある程度は、比べずに生きられる、と思います。
2017/09/17
壱萬参仟縁
格差の言説自体が、人と比べた格ではないか、と突っ込みを入れるしかない。ある者とある者の間の違いが際立つ社会を言っているので。書名だけで言えば、格差社会への挑戦状ともいえるか。してみれば、1980年代ぐらいの中流社会は格差なんて言ってなかったので、今よりもレベルは低いかもしれないが、それなりに明日への希望をもっていたのだが、非正規身分が固定化したために、ここから脱出できない。湯浅誠氏の滑り台社会が派遣村で実感されたのが5年前。分相応を奨めている。さっき、凡人でもナイスもらってればいい、とつぶやいたらウケた。
2013/02/24
ニャン
苦しみは比べることから生まれる。「責めず」「比べず」「思い出さず」「考えない」習慣をつける。著者の実体験と仏教の教えを絡めて、人生の苦、うつ病、生き方、考え方などについて、バランスよくわかりやすく書かれているので読みやすかった。
2014/01/26
晴れ女のMoeco
禅の本で、精神論が多いかな?って、感じ。私はうつは、心ではなく、脳内物質やホルモンの多寡の方が大きいのでは?と思っているので。(素人だけど。)とはいえ、「優越感をもたない」は意識しなきゃ、ほんとに。「足るを知る」は、努力しないってことじゃなくて、「今の自分を生かすための努力」って知って、いい言葉だなと。あと、抗鬱剤の恐ろしさは知れてよかった…。
2011/10/20
dyoshi0313
★★☆☆☆ 2.0 害があると分かっていてもついやっちゃう他者比較をどう無くせるかと思い読んでみたが、他者比較がどのように害であるかについては仏教の教えを引用しながら語られているものの、その対処の方法論が少ない印象。また著者自身が根底の所で他者比較やその苦しみに囚われてる印象を感じた。 逆に言うと、長い人生を歩まれてる著者でも他者比較の苦しみやそれを乗り越えようとしていると分かるので、みんな同じように悩んだり苦しみながらも乗り越えて生きてるんだと感じられた。また坐禅(瞑想)はやっていきたい。
2020/08/22
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