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日本人の宝

日本人の宝

日本人の宝

作家
竹田恒泰
塩沼 亮潤
出版社
PHP研究所
発売日
2012-04-19
ISBN
9784569802886
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日本人の宝 / 感想・レビュー

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ココアにんにく

7年前文庫版で初めて読んだ時は塩沼さんの大峯千日回峰行を知って著作を読み漁っていた。行の様子の記述ばかりに注目していたが今回は落ち着いてお二人の話に向き合えた。前回読んで古事記に関心を持って竹田さんの本を読んだ。その上で大阿闍梨による古事記の話を聞くと新鮮に思える。神道の足らない部分を仏教が補っている話は現代の神仏習合(笑)のお二人だけに大納得。お二人が「バカモーン」と怒鳴られた話も好き。修行しぬいたことも、悟ったことさえ捨て去った境地は自分に訪れるのか。眉間のシワをよせず型の力を抜いて生きたい。

2021/01/15

13km

マンガ、アニメ、車など日本のもので人気が高いものはわりと多くあるけど、やはり世界の人々の深層心理では日本は戦争犯罪を犯した悪い国というのが根付いていると思う。慰安婦や南京の問題が仮に真実だとしてもその叩かれ方は中国、韓国以外からの国を見ても異常だと思う。他の国が歴史上行ってきたことで非道いことはいくらでもあるのに日本は殊更責められる。それは東京裁判で日本が半永久的に悪者の地位を押し付けられたことによるものだと思う。

2014/02/04

ゆかりん☆

どんな宗教でも真理は同じということにハッとさせられました。私も、気が付いたら、仏教と他の宗教とか、仏教でも宗派がどうとか、考えている時がありました。 神道と仏教の関係はとても面白かった。確かに、これまで幼い頃から何気なく行っていた習慣が仏教に関係しているか、神道に関係しているかなど意識せずに暮らしてきました。なので、私は神棚と仏壇がどうとか言われること自体が不思議に思う。そう思うことが恵まれている日本に住んでいる証なのだなぁと思います。

2016/06/12

スー

この本を読んで一番良かったことは「愛を説く宗教がなぜ他の宗教を排斥するのか」という長年の疑問が解けたことです。宗教そのものが問題なのではなく、それを携えている人間が宗教をどう使うか、自分の権威をふりかざすために宗教を建前にしたりしている、シンプルにそれだけなんだと腑におちました。 もう一つは、この本を読むと「日本人が大切にしてきたこと」が改めて明確になります。目新しい話はありません。でも、うっすら分かっていたことを、はっきり理解することは、自分が日本人であるというアイデンティティの確立につながりました。

2013/01/09

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