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直感力 (PHP新書)

直感力 (PHP新書)

直感力 (PHP新書)

作家
羽生善治
出版社
PHP研究所
発売日
2012-10-15
ISBN
9784569804897
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直感力 (PHP新書) / 感想・レビュー

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mitei

言わずとしれた著者だが、意外と読書習慣が似ていて驚いた。プロ棋士ならではの視点が良かった。

2015/09/05

ehirano1

唸らせられること数多でした。特に、「直観力を得るには自分の中に余白を持っていることが必要」というのが印象に残りました。特に棋士や戦術に係る方々は、知識や経験をしこたま埋め込んで頭一杯にして万全の状態にするのかと思ってましたが、むしろそうではなく頭八分にしておくことが必要なんですね。これは僥倖!

2023/09/24

桜もち

将棋の羽生さん。羽生さんでもミスのない完璧な対局は年に一、二回しかないのだとか。「ミスの上にミスを重ねない」「勝負に対する感覚が鈍らないように自分が無理をしていないかを客観的に見る」「完璧主義にならない」「相手を研究するより自分で自分に合ったやり方を研究するしかないという結論に至るまでプロになってから6,7年かかった」「その局面において一番強い手が最善の手ではない。意識的に自分の手を弱める理性が必要」など腑に落ちるところがたくさんあった。人生の真理を覗き見た気がする。私たちが本を選ぶのも、直観でだよね。

2017/04/23

つねじろう

ああそうなんだ、名人はこんな発想と考え方をするんだの本。直感は決して先天的な物ではないと言い、論理的な思考の蓄積が必要で、それは経験の積み重ねで生まれると言う。大変分かり易いもの言いでポイントを端的に語って行く。基本ポジティブで、努力とそれが出来る自分を信じている。前提がそこだからハードルは決して低くない。でも親切だからそういう風に自分を持って行けるアドバイスも沢山してくれる。多様な価値観を持って囚われ無い事とか、他人の力を借りなさいとか。ああそれと余白を持つ事は大事とか。良かった余白は沢山ある安心した。

2014/06/21

みるみる

『直感』とは、今までに習得してきたこと、学んできたこと、知識、類似したケースなどを総合したプロセス。適当、やみくもに選んだ者ではなく、やはり自分自身が今までに築いてきたものの中から生まれてくるもの。つまり直感を磨くと言うことは、日々の生活の中で様々な経験をしながら多様な価値観を持ち、幅広い選択を現実的に可能にすること。将棋界において成功を収めた羽生義治さんの考え方やモノの見方には将棋だけに留まることなく、社会においても大いに応用できるモノがあり学ぶべきところが多い。

2015/10/09

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