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40歳以上はもういらない (PHP新書)

40歳以上はもういらない (PHP新書)

40歳以上はもういらない (PHP新書)

作家
田原総一朗
出版社
PHP研究所
発売日
2013-05-17
ISBN
9784569810034
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40歳以上はもういらない (PHP新書) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

日本型雇用形態(新卒一括採用・年功序列・終身雇用)はもう破綻した。90年代初頭まで国際競争力1位だった日本は2012年には27位(2014年21位)。他の国の企業の作る製品の品質が向上し、人件費も安い為、日本企業の国際競争力が落ちてきている。この本は田原総一郎氏とバブル崩壊後に生まれた30台前後の8人の論客との対話集。ソーシャルビジネス、NPO,武装解除、シェアハウス、ブラック企業問題・・・自分たちの手で世の中をよくしていこうとチャレンジを続ける若者世代の話に希望が持てる。

2015/03/31

mura_ユル活動

図書館本。予約待ちでやっと手元に、次予約者がいるのですぐ読んだ。2013年5月発行。タイトルだけで借りてしまった。「40歳以上は・・」はこの本を売るためだけの題名だとわかる。40歳定年制、既得権益を守る勢力とあるけれど。国や政治家はあてにならない時代。「81世代」をはじめとした若手論客や企業家8人と田原さんの対談。月刊誌「Voice」に連載されたものをまとめたもの。もの心ついた時には不況だった世代。弱者に対し資金を集めるなどのソーシャルビジネスを行っている対談者が多い。古市さんと東さんの対談は有益だった。

2013/10/20

ヨータン

タイトルと内定は全然マッチしなかったのですが、いい本でした。肩ひじ張らずにでもきちんと自分のやりたいことを実現している若者との対談は清々しかったし、日本の将来に希望を感じました。

2014/02/17

ちくわん

【良書】なんとも衝撃的なタイトル。田原総一朗氏と1971年~87年生まれの8名の対談。40歳未満のバブルに染まっていない日本人が、現在・未来あるいは過去をどのように考えているかを田原氏が巧みに引き出している。「金・出世・車・家」と物欲にまみれた人間達が、20年間で日本を美しく「なく」した。本書を読んで、私は8名に代表される40歳未満のよい日本人に協力できる40歳以上でありたい。今野氏の「ブラック企業」はまだなので早めに読んでみたい。

2018/07/29

ミズグ

最後に東さんのパートで、福沢諭吉がやろうとしたように「気風」を変えることが「インテリ」の果たすべき役割だとまとめがあった。一方で本書では、今の若手論客の見近なところから社会問題を拾い上げ一つひとつ解決策を提示する事例が紹介される。 そのような活動に否定はしないが、大それた意見や発言も聞きたいという。ある意味で小さな現場だけを見る、楽なやり方でなく自分のなかにある「思い」や「偏り」に対して責任を持たなくてはいけないと。。 チェルノブイリ本発売前に読めてよかった。面白かった。

2013/06/14

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