勝ち抜く力 なぜ「チームニッポン」は五輪を招致できたのか (PHPビジネス新書)
勝ち抜く力 なぜ「チームニッポン」は五輪を招致できたのか (PHPビジネス新書) / 感想・レビュー
メタボン
☆☆☆★ タイトルはピンと来なかった。「オリンピック東京招致は何故成功したか」とかいうタイトルの方がふさわしい。皇族の方をうまく関与させたのが良かったとのことだが、やはりプレゼンテーションが抜群に良かったんだろう。水野さんのユーモラスな表情や、佐藤真海さんの素敵な笑顔、そして何度も練習したのであろう猪瀬知事のオーバーアクションとユニークな英語が楽しかったし、一生懸命さが良く伝わっていたと思う。猪瀬知事自体は残念にも辞任となってしまったが、チームニッポンの業績は素晴らしかった。
2014/02/03
mutante
プレゼンテーションの原稿を読んでいるような印象を受けた。冒頭の「空虚が何とか〜」の文章が筆者そのものを表している。「その場をしのげれば、どんなウソでもついていいや」という人間性だったから五千万円問題でも「愛妻を共犯にしたてる」ことが出来たのでしょう。自分の今の境遇は、自分がやってきたこと等価です。引退後の人生はそれはそれは辛いことになるでしょうが自業自得です。良かった、投票しなくて(−_−#)
2013/12/23
Kentaro
2020年の東京オリンピック、パラリンピック承知に成功した当時の知事の猪瀬さんが、マドリード有利が囁かれる中、東京は第一回目の抽選を一位通過。下馬評を覆して、イスタンブールが二位に食い込んで行われた決選投票で東京60票、イスタンブール36票で東京が圧勝した。東京オリンピック誘致では、東京の魅力を外国人に如何に伝えるか。その解として、チームニッポンは、おもてなしの心を前面に打ち出し、サプライズを演出すると共に、現金入りのお財布が戻ってくる安全性、更に、コンパクトで利便性とコストを安く抑えられる経済性を主張。
2018/10/03
ばなな
まずは、東京にオリンピックが決まって良かった。決まるまでの過程は、凄い。奥さんを愛している時の猪瀬さんは、一番輝いていたのかも。
2014/01/25
もくもく
アマゾンで発見して即注文、年末に届いて年越しに読了でした。猪瀬氏の絶頂の一瞬に執筆された原稿のようで、東京オリンピック開催決定の喜びにあふれて、しかも今後の開催準備への思いも語られています。まさかその後にこんなことになるとは・・・。この時期に出版(2014年1月6日第一版第一刷)では、出版社も泣くに泣けない状況だったと思うけど、皮肉な意味で「お宝の一冊」になりそうです。
2014/01/04
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