まいない節 献残屋佐吉御用帖
まいない節 献残屋佐吉御用帖 / 感想・レビュー
真理そら
『献残屋悪徳始末シリーズ(喜安幸夫)』ほど献残屋の仕事の描写部分が少なくてその点が寂しかった。オチは献残屋らしくて良かったけれど。事件の内容が割と単純なのになが~いお話だった。
2020/10/22
宇宙猫
挫折。登場人物だけ増えて話があまり進展しない感じ。もうちょっと薄い本だったら頑張って読んだかも。
2016/09/05
シュラフ
読メのみなさんの評判がよろしくない。自分も同感である。山本一力さんの作品、家族の再生を描く『あかね空』、どん底男の一発逆転に思いを描く『蒼龍』、火消しに生命をかける男たちを描く『まとい大名』、どれもすばらしく、人生の感動を我々に教えてくれる。だけど、この作品はいただけない。話があっちこっちに飛んでしまうし、やたらくどいし、作品のテーマがよく見えない、そして長すぎる。この作品が山本一力さん初読みの方は以後は敬遠されてしまうかもしれないが、『あかね空』『蒼龍』『まとい大名』は傑作なのでぜひトライしてほしい。
2014/08/30
ジュール リブレ
黒船到来のタイミングでの浦賀奉行所を舞台にした時代もの。さて、どう評したら良いのだろうか…とはいえ、きっぷの良い江戸っ子たちは不滅です。
2014/05/04
baba
やっと読み終わりました。いつもは説明口調も気にならないのですが、今回はくどい。やはり悪人相手ではお茶の入れ方などの説明にもうなずけません。話の展開がつかめず、どう終わりに導くのかとそれのみで最後までよみましたが、終わりがまたなんともすっきりしません。鰹節屋、献残屋、うどん屋、抜け荷、黒船襲来・・・誰が主人公かわからず、何を書きたかったのだろう?口を割らせるシーンが何度も出て残虐。すっきりしない後味です。
2014/05/20
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