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不採用語辞典

不採用語辞典

不採用語辞典

作家
飯間浩明
出版社
PHP研究所
発売日
2014-11-19
ISBN
9784569818160
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不採用語辞典 / 感想・レビュー

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Nobuko Hashimoto

飯間さんの本は、『辞書を編む』『辞書に載る言葉はどこから探してくるのか?』も読んだが、ユーモアがあって面白い。するする読めてワクワクする。本書は辞書に採用されなかった言葉たちの紹介と解説。いつ頃から使われだしたか、どれくらい浸透しているか、どこから出てきたのか考察してあって日本語の勉強にもなる。言葉ってどんどん生まれたり消えたり変化したりしているなあ。これらの不採用語ものちに掲載されるかもしれない。前述の他の本と合わせて読むのをおすすめ。『辞書に載る~』と本書は他サイトの月イチ書評連載で取り上げました。

2016/09/05

mazda

確かに「瞳を閉じる」ことはできませんよね…。「まぶた」なら閉じることができますが…。「とぎる」は、九州で聞いていたと記憶しています。庭をほうきで「はわく」、黒板消しは「ラーフル」などなど、方言はいろいろありますね。娘が「今日かいべん」とかいうのでそんなこといちいち言うなよ、と思っていたら、「今日買い弁」、つまり昼ごはんは買って済ませる、ということだそうな…。全く…。日本語は進化(退化?)し続けているんですね。

2015/02/06

tomi

国語辞典の編集委員である著者が、業界用語や作家の造語から言い間違いや書き間違いかと思われるものまで、気になる言葉を紹介している。採用されないだけあって一般的でないものがほとんどだが、旅行先で見た貼り紙まで採集する用例採集の幅広さはすごい。 興味深かったのが方言由来の言葉。作家が方言と気づかずに使っている例も多いようで、新聞の地方版にも方言が紛れ込んでいるというのも面白い。

2015/02/18

あつこんぐ

図書館本。『離合』は標準語だと思っていたので方言だと知りびっくりしました。色々な言葉を収集されてますが、そもそも元の言葉を知らないと「その用法おかしくない?」とはならないので、さすが専門家だなぁと思いました。この本を読むと『舟を編む』を読みたくなりますね。ちゃんとした日本語を使えるよう勉強しないといけないですね。

2024/10/04

壱萬参仟縁

不採用にもレーゾンデートルあり。このタイトルに著者の優しさを感じた。ゴシ太本で意外にサクサク読める。うしろ退(しざ)り なんて初めて聞いた(20頁)。あとずさり。巨漢(32頁~)。今は母他界で着痩せし、1年前よりも一回り服も緩くなった感じがする。それは健康上、良い母からの誡めであったのだろう。空き家(52頁)。これは載せないとね。空き家には固定資産税6倍とか言っている時代だ。私の論文ではキーワードでっせ。

2015/09/29

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