5日間で「自分の考え」をつくる本
5日間で「自分の考え」をつくる本 / 感想・レビュー
徒花
まあまあ。思考術系の本をよく読む人であれば、目からうろこが落ちるようなことは書かれていないかも。あと、ちょっと他人のエピソードとかを持ち出しすぎ。引き出しがたくさんあるのはいいけれど、あれもこれもとひっぱってくると誰の本なんだかわからなくなってくる。とはいえ、当たり前ではあるけれども大切なことを順序だててわかりやすく説明しているのは確かなので、読んでも無駄になるような本ではないが、新品1300円を払う価値はあまりないように思える。
2016/07/29
ニッポニア
齋藤孝先生の本です。当たり前のことを斜め上の視点から。以下メモ。アウトプットを前提にすれば、観察にも力が入る。習慣化のバックアップシステムの大切さ。知識だけでなく、実際に使いこなせるか否か、恒常的な技化。コメントは語彙力が重要。質問力を高めるには積極的にメモをする。ストレス解消の第一歩は体を温める。ファストリーディングでは読み通す必要はない、2割読めば8割吸収できる。本を読み、3つの文を挙げるだけでほぼ読み終わったも同然。会議の発言は10秒以内に。雑談はデータ、視点、アイデア。
2022/12/29
momogaga
図書館本。斉藤さんの本は外れはないですね。今回もすいすい頭に入っていきました。紹介されている本、人物、考え方を学んでいきます。それにしても壇蜜さんに対し高評価されていますね。わたしも知的な壇蜜さんは◎です。
2016/10/15
江口 浩平@教育委員会
【考え方】自分で考える、という点において普段からあまり意識して出来ていないなぁと思い、手に取った一冊。題名とは裏腹に、5日間が繋がっている感じは薄く、それぞれ「自分で考える」ための視点であるように感じました。もちろん順に読むより、そこで学んだことを行動に移すことのほうが何倍も大事なのでしょう。個人的には8割が「事実や情報」で、「自分の考え」は2割でいいというところがしっくりきました。第一章を読んで読書メーターを書き、第四章を読んで古典と出逢う…それだけでも「自分の考え」をもった人に近づくのでしょう。
2019/05/04
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
読書をコスパで捉える事に対しては個人的にかなり違和感を抱くが、それ以外は全て間違いなく有用だと思う。 そして、こういった類の本は、本書の中でも述べられている通り(p94)「実践しなければ意味がない」。 納得し自分に合いそうな項目を見つけたら、今、すぐに、取り組むべきだ。 自分の子どもに読んでほしい一冊。
2018/07/26
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