社員稼業 (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー)
社員稼業 (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー) / 感想・レビュー
katayama-e
社員という生業という思考はスーパーサラリーマン根性かもしれない。 前半部の仕事への取り組み方は、今は言いたくてもなかなか部下に言えない部分が多く共感した。 その時点で私も古い人間ということになるが、今の働き方改革、ジェンダーフリーなどを尊重しても 十分に通用する普遍的なのもがあった。 社員心得帖もそうだが、社会に出て一番に読んで欲しい。 働くって何だろうとか、今の仕事に不満を持っている人も思考を整理する意味でもヒントになる。
2023/08/14
ベル
経営の神様と言われた松下幸之助が講演会で話したことをまとめた本。「社員一人一人が社員という稼業の経営者という気持ちで働け」という言葉が心に残った。確かにこのように考えれば、仕事の質も上がり人間関係も良くなるだろう。明日からでも実践しようと思う。また、「人間は誰しも一人では生きていけないのだから、世のため人のために一生懸命に働け」という言葉にも感銘を受けた。無人島で一人で暮らすのなら自分が良ければそれで良いが、現代の社会は人が協力しあって成立しているのだから、この考え方は大切だと思った。
2016/08/26
ハル
この作品を読み、単に会社の一社員になってはいけなうと感じた。確かに、会社に勤めて仕事をしているが、自分の与えられた仕事(業務)に対して、責任を持たなければならないし、自分の考え(軸)を持たなければいけないと感じた。また、仕事だけでなくて日々の生活に生きがいを持つことや健康にも気を使う事の大切さを学ぶ事が出来た。現代社会に通づる事も多いので、20〜30だいの方に読んで欲しい作品だと思う。自分も定期的に読み返そうと感じた。
2023/10/09
Shuto Kaji
松下幸之助さんという日本を代表する経営者の考えに触れて、相当厳しい考えを持っている方だという印象を持った。特に生きがいや責任といった部分については、下手に触ると火傷しそうなぐらい熱量のこもった内容だった。 今、自分が生きている時代にすべてが当てはまるわけではないけれど、一生懸命に仕事に打ち込まねばと思ったし、背中に筋金がピシッと入ったような大人になりたいと思った。
2019/05/12
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