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いちばん近くて遠い

いちばん近くて遠い

いちばん近くて遠い

作家
小手鞠るい
出版社
PHP研究所
発売日
2014-12-11
ISBN
9784569821689
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いちばん近くて遠い / 感想・レビュー

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Madoka.@書店員復帰を目指し中!

共感をできる部分が一切ない、恋愛小説だった。悪女というか、小悪魔的というか…。どちらにしろ、女性陣の駆け引きにウンザリしてしまった。私自身の性別が女だからそう感じてしまうのだろうか。どちらにしてもあまり好感がもてる作品ではなかった。楽しみにしていた作品だけに残念な気持ちでいっぱいである。

2015/01/07

ひろ

登場人物があちらこちらで繋がっている複雑なストーリー。ややこしいと思いながら読み進めるが、女も男も身勝手で、感情移入できるところもないし、嫌悪感を抱くところや鼻に付くところが多く途中リタイア。

2017/06/11

風眠

近くにいる人のことって、案外ちゃんと見えていないのかもしれない。その人の良さとか、その人に自分が求めているものは何なのかとか。だからと言って自分に正直に生きようとすれば、誰かを傷つけてしまったりもするし、自分も傷つく。全部失うと分かっていても、どうしようもなく求めてしまう心。甘美で破壊的な恋という欲望。この物語には悪人はいない。男も女も視点を変えれば皆、天使にも悪魔にもなりうる。あとがきには「善良な悪女」と書かれているが、言い得ていると思う。自分にも心当たりがあるような無いような、そんなそわそわした読後。

2015/04/05

はな

図書館本。女性が主役の作品だからと思い手に取ったら、不倫物だった。しかも世間はどれだけ狭いのかと思えるほど、近い距離でつながりがある。出世のため、家族のためだからと不倫に走る神経がわからない私には共感ができなかった。星が見えるマンションはいいなぁって思いました。でも、都会なら思ったほどは見えないよね。

2015/02/22

こうちゃ

優等生の悪女・懲りない悪女・華麗なる悪女・純情そうな悪女。四人の悪女と、そのパートナーや関係する男たち、そして隠れ悪女?らによる長辺恋愛小説。1月~12月までを、ひと月ごとに星座と絡め、ままならない男と女の関係を、それぞれの視点で描く。もしも相関図を書いたら、ぐちゃぐちゃになるだろうと思うのに、修羅場がないのが不思議。一見爽やかともとれるエンディングだけど、この先に起きるであろう悪女たちの丁々発止が目に浮かぶ。

2015/01/17

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